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暫くベッドでダラダラと過ごしたが、ご飯を食べるのに起き上がる。
｢久しぶりに食うな。｣
｢まともに食べてなかったものね。イゾウさん痩せたでしょ。｣
｢隊長なんてそんなもんさ。｣
｢心配してるの。｣
｢…悪い。だがお嬢こそ食ってないだろ。ただでさえ細いのにまた細くなった。｣
｢隊員達には食べさせてるわよ。｣
｢お嬢もおれの事言えねェな。｣
｢…言葉も無いわね。｣
二人で笑い合ってご飯を食べた。
こんなにゆっくり出来たのも遠征が始まって以来だ。
今日だけ隊員達も休み。
休息も大事だというイゾウさんの判断だ。
私もイゾウさんも仕事してたけどね。
食事が終わると仕事の話。
ゆっくりもしたいけどこっちが本命だから。
｢とりあえずあと一週間。それまでにもう少し情報を集めておきたい所だな。｣
｢あ、そうそう。町の女の子達から聞いたんだけど＿＿。｣
さっき集めてきた情報を話し、作戦を立てていく。
来週までにまだ被害者は出るだろう。
しかし表立った行動は出来ないから助けにはいけない。
｢人攫いのアジトを見つけるチャンス、だな。｣
｢あえて捕まるのも考えたけど無理よね。私護衛の仕事があるから。｣
｢そもそもおれが許可しねェよ。｣
｢そっか。んー…どこの班つける？｣
｢隠密が苦手な奴等にやらせる。これくらいやってもらわねェと、今回の遠征の意味が無い。｣
｢スライさん付けない？さすがに彼等だけじゃ不安よ。｣
｢そうだな。アイツがいれば何とかなるか。｣
話も纏まり、集まった情報の整理をする。
｢警戒心が強すぎるのか、あまり当主の情報が無いわね。｣
｢そもそも素顔も出してねェ奴だ。そう易々と尻尾を見せる事はしないだろうさ。｣
｢私も見た事はあるけど…
｢警戒心っていうより臆病なのか…それともわざとそう見せてるだけか？｣
｢んー…見張りの男の話では臆病な印象は無かった。寧ろ怖いもの知らずって感じで、父様への恐れは無い。バックに四皇がいるからだろうけど。｣
｢そこなんだよな。全く厄介だよ。｣
何か嫌な予感がしている。
多分それはイゾウさんも感じていたと思う。
二人で頭を抱え、暫く悩み続けた。
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ルイ(プロフ) - アイズさん» はじめまして！うわぁ...とても嬉しいお言葉ありがとうございます！！これからも頑張りますね！コメント嬉しいですありがとうございました！！ (2020年9月28日 8時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！3歳になったお話もほっこりしながら笑ってしまいました！更新楽しみにしています！ (2020年9月28日 3時) (レス) id: aae8577057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年9月25日 12時
