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次の日。
目が覚めると6時半だった。
いつも通り。毎日の習慣に自然と目が覚めてしまう。
イゾウさんはまだ寝ているようだ。
起こさないよう気を付けながら、顔を洗い、服を着替える。
借りた寝巻きを丁寧に畳んで、冷めた布団を畳んで押し入れにしまう。
筆を取り出し紅を差す。
手合わせをすると聞いていたので、髪は一つに結い上げた。
そこまで終えて今は7時。
まだ起きそうにないので、勝手にシャワー室の掃除を始めた。
借りてる以上こういう事はしっかりやりたい。
とても綺麗にされてるからあまり手間では無かったけど、細かい所まで綺麗にして、部屋も少しだけ掃除をした。
確か朝食は7時半からだと言っていたから、そろそろ起こそうかな。
掃除を終えると7時半前だった。
たすき掛けをしていた紐を外しながら、一応水を用意してベッドに近付く。
｢イゾウさん、起きて下さい。イゾウさん。｣
｢んん…。｣
眉根を寄せ、身動いだだけで起きそうにない。
とんとん、と肩を揺らしてみるも、ちっとも起きない。
起きてもらわないと食堂の場所分からないし…困ったなあ…。
｢イゾウさん！起きて、イゾウさん！｣
少し大きめに声を出すけど効果は無し。
寧ろうるさそうに眉間の皺を更に深くした。
どうしたらいいのだろうか。
朝が弱いのか…親分みたいだ。
親分も起こすのに苦労していたなぁ。
｢もう、起きて下さいよ！！イゾウさんっ！｣
｢ん…うるせェ…。｣
｢キャッ！ちょ、イゾウさん！？｣
寝惚けてるのか、私の腕を引っ張ってベッドに引き摺まれた。
それは必然的にイゾウさんの腕の中へ倒れ込む事になる訳で…しかも私を抱き締めてそのまま寝てしまった。
私の頭の中はパニックが起きていた。
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雨音(プロフ) - なのさん» 逆ハー物は書いた事がないのでちゃんと書けるか不安ではありますが、楽しみにしてもらえると嬉しいです♪ (2022年7月5日 21時) (
レス) id: 95f98cf5bb (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - なのさん» ご希望に添った物とは違うかもしれませんが、実はひっそりと逆ハーっぽい小説を書いてます…！公開するのはまだ先になりそうですが、落ち着いたら公開しようかと思ってます！ (2022年7月5日 20時) (レス) id: 95f98cf5bb (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - なのさん» ありがとうございます！お話ではなく、新たな小説でしょうか？どのような物か、聞いてからのお返事でも大丈夫でしょうか？ (2022年7月5日 20時) (レス) @page39 id: 95f98cf5bb (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - ゆらゆらさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！素敵な物語に出来るように頑張りますね♪ (2020年9月11日 16時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら(プロフ) - ありがとうございます！昨日読み始めたばかりなのですがイゾウさん大好きなので嬉しいです！応援してます(^^) (2020年9月11日 9時) (レス) id: 7dbfdcb3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年9月1日 20時
