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喧嘩はすぐ収まったので胸を撫で下ろした。
髪型か…確かにこの船には個性的な人が多いけど、それはそれで皆素敵だと思うけどな。
でも…サッチさんの髪型は何処か親分を彷彿させ、少し物悲しい気持ちになった。
喧嘩は終わってもまだわいわい騒ぐ彼等を余所に私は一人甲板に出た。
何となくで来たけど合っていたみたいだ。
持って来ていた煙管に火をつける。
気持ちを吐き出すように紫煙を吐き出し海を眺めた。
ワノ国で見ていた海とは違う、自由な海。
それはとても眩しい程にキラキラと輝いて見えた。
｢何してるんだ？｣
背後から人の気配。イゾウさんだった。
｢海を見たくて。｣
｢これから毎日嫌という程見れるのにか？｣
喉を鳴らして笑うイゾウさんは楽しそうだった。
｢自由で、キラキラしてて…私には少し眩しいです。｣
海だけじゃない。
この海で生きる彼等もまた、私には眩しく見えた。
｢…これからいくらでも輝けるさ。お前さんはもう自由なんだから。｣
私は何も言えなかった。
皆を犠牲にして手に入れた自由だから。
…親分、酷い目にあったりしてないかな。
一応そうはならないように手紙を残してきたけど。
そんな気持ちを知ってか知らずか、イゾウさんはただ側にいてくれた。
それが何とも心地良くて、そんな気遣いが嬉しかった。
二人で暫く海を見ながら少し話をして、そろそろ寝ようかという事になり、私達は甲板を後にした。
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雨音(プロフ) - なのさん» 逆ハー物は書いた事がないのでちゃんと書けるか不安ではありますが、楽しみにしてもらえると嬉しいです♪ (2022年7月5日 21時) (
レス) id: 95f98cf5bb (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - なのさん» ご希望に添った物とは違うかもしれませんが、実はひっそりと逆ハーっぽい小説を書いてます…！公開するのはまだ先になりそうですが、落ち着いたら公開しようかと思ってます！ (2022年7月5日 20時) (レス) id: 95f98cf5bb (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - なのさん» ありがとうございます！お話ではなく、新たな小説でしょうか？どのような物か、聞いてからのお返事でも大丈夫でしょうか？ (2022年7月5日 20時) (レス) @page39 id: 95f98cf5bb (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - ゆらゆらさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！素敵な物語に出来るように頑張りますね♪ (2020年9月11日 16時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら(プロフ) - ありがとうございます！昨日読み始めたばかりなのですがイゾウさん大好きなので嬉しいです！応援してます(^^) (2020年9月11日 9時) (レス) id: 7dbfdcb3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年9月1日 20時
