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『はっ！！？
悪魔の実がここに！？;;;;』
ハ「あぁ」
『ってかなんで
そんなこと知ってんの？;;』
ハ「クレマシオン家の財宝がいくつか
ここに眠ってるって聞いたことがあってな。
俺はその財宝が隠された場所を…」
『……』
ハ「知らない！」
ズコー！
ハーツァルトのボケに
盛大にズッコケたAは
『あのねぇ…;』と
雪に埋まった体をゆっくりと起こすと
ハーツァルトは苦笑いしながら
頭を掻くような仕草をして
ハ「実はさぁ…俺、
家出する前に親父のメモ盗んできたんだよ。
それで悪魔の実の事知ったんだけど…
もしかしたら親父たちが
それに気づいたから追ってきたかも…;;;」
『なんで後のこと考えないの！？
バカなのアンタ！！💢;;』
ハ「いや〜、ごめん…(笑)
家出した時の俺
今のAと同じくらいだったからさぁ…
大目に見てくれよ〜;;」
『…ったく;;;』
呆れながらハーツァルトを
ジトーと見るA
「取り合えず…」と
ハーツァルトは話を戻し
ハ「ここに隠された悪魔の実…
"ウルウルの実"を見つけ出す。
それが、俺たちのすべきことだ」
『"ウルウルの実"…？』
『なにそれ…』と
Aが首を傾げていると
ハーツァルトは
少し難しい顔をした
ハ「うーん…俺にもわからない」
『はぁ？？』
ハ「だけど、噂で聞いたことはある。
「幻の悪魔の実」って呼ばれてる…
"狼"の能力を持つ実なんだ、と…。
でも、詳細はそれだけだ。
どんな奴が食べると効果的なのかとか…
それはわからないよ」
『悪魔の実って、
確か二つ食べちゃうと死んじゃうんだよね？
だからボクを連れてきた…
そういうことでしょ？』
ハ「あぁ、そうだ。
だけど、理由はそれだけじゃない」
『え？』
ハ「Aだから連れてきたんだよ」
『…意味わかんない』
ハ「ハハッ。
まぁすぐにわかる時が来るさ」
『……』
Aはこの時
何かを察したように俯いた。
これから何か、
嫌なことが起こるのではないか…
そんな
嫌な予感がしたのだ。
ハ「まぁ取り合えず
ウルウルの実を探しに行こう。
大丈夫。
すぐ見つかるよ、きっと…」
『…根拠は？』
ハ「ない」
『だろうね』
ジト目で
ハーツァルトを睨んでは
はぁ…と溜息をつく
Aなのだった――。
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如月雪＠ゆっきー(プロフ) - つばめさん» つばめさま、コメントありがとうございます！凄く嬉しいです！そうですね、ハーツァルトはリーにとってローにとってのコラさんと同じような立ち位置になりますかね(笑)更新もなるべく早めに頑張りますので、またよろしくお願いします！ (12月15日 9時) (
レス) id: 90e16db347 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - もっと沢山続きを見たいです 頑張って下さい (12月15日 0時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 面白いけど切なく悲しいでも笑えて心温まる様な気がします 兄弟皆以外と本当は優しい人ばかりなんですね不器用なだけでハーツァルトさんはロー側でいうコラさん（ﾛｼﾅﾝﾃ）みたいな優しくて兄弟と同じ不器用な人でもローと同じく信用できる人だと思います (12月15日 0時) (レス) @page32 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
如月雪＠ゆっきー(プロフ) - 黒夜ロキ.Nさん» ありがとうございます！来週の木曜には終わるのでそれ以降は更新できると思いますがテスト頑張ります！ (12月2日 13時) (レス) id: 6abcd13843 (このIDを非表示/違反報告)
黒夜ロキ.N(プロフ) - テスト、応援してます！ (12月2日 11時) (レス) @page30 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0212akiha12/
作成日時：2023年10月3日 21時
