象の声 ページ3
「来たぞ！雷ぞう殿だ！！」
「おかえり、雷ぞう殿！！」
くじら近く、
ミンク族達は雷ぞうを笑顔で迎え、「祝いの宴だ！」と楽し気だった。
「おのれミンク族…どいつもこいつも！忍法…"大好きの術"〜〜〜！」
命を、そして国を賭けて自分を守ってくれた彼らに、雷ぞうは涙をこぼした。
祝いに宴だと騒ぐ彼らにルフィも沸いたが、そこはナミが止める。
「宴はもう十分でしょ！」
「ぐえ！」
「船出すわよ！サンジくんのこと、手遅れになってもいいの！？」
「！？え、何でお前まで」
「私も行くに決まってんでしょ！？」
ナミはサンジがビッグ・マム一味に着いていったことに、責任を感じていた。そもそも、ルフィ１人で迎えに行くと言うのも無理がある。
新世界の海は過酷だ。
そうじゃなくてもルフィは海の知識に乏しい。
さらに、チョッパーも名乗りをあげた。
ビッグ・マムの部下であるペコムズを案内役に連れていくなら、彼は重傷者。医者が必要だ。
立て続けにブルックもギターをかき鳴らした。
「落ち込んだりした時、誰が音楽を奏でるんですか！？」
「あ」
「それはいいでしょ」
「ちょっと仲間外れやめてくださいよ！！」
こうして、先行してゾウに来ていた組がルフィと共に、サンジ奪還に向かうことになった。
まぁ…ほぼ１００％、こっそり潜入にはならないだろう。主にナミが苦労しそうなパーティだけど、何とか頑張ってもらいたい。
ロビンがおつかいのように"
異変が起きた。
「え？」
『…地鳴り？』
途端、ズゥンと大きく地面が…象が揺らぐ。
皆の悲鳴の中で、一際大きく、「パオオオ」という声が聞こえた。
「わぁー！！」
「キャー！」
「
「凄い揺れだ…！今までこんなことは」
「！！え！？」
それぞれ揺れに耐えていると、ルフィが何かに気付いたように振り返った。
象の叫びはさらに大きくなっている。
「誰の声だ！？」
『…声？』
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とうこ - ここで終わってしまうなんて残念です…続きが出たら嬉しいです (2023年2月6日 1時) (
レス) id: 5dcf8d9424 (このIDを非表示/違反報告)
tc - また読み返してきます！ (2023年2月6日 1時) (レス) id: 5dcf8d9424 (このIDを非表示/違反報告)
天子 - 続き難しいかもしれませんが、がんばってください！ (2023年2月6日 1時) (レス) @page18 id: 5dcf8d9424 (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん - ずっと続き待ってます。 (2023年1月13日 19時) (レス) @page18 id: 5dcf8d9424 (このIDを非表示/違反報告)
柚木崎はるか(プロフ) - 続きが待ち遠しいです！もう一回、最初のシリーズから読み直してきます！ (2022年11月8日 17時) (レス) @page15 id: 56c1ca58cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやま | 作成日時：2022年10月28日 16時
