回復 ページ11
「ばんばわェうェんがぐ！おうえあういっケバ！にぁいあぐ！」
「怒るのか泣くのか急ぐのか寝るのか食うのか、１つずつやれ！忙しねェな！！」
『ひ〜〜〜』
無理だ、おもろすぎる。
私はルフィとゾロの会話を聞きながら、１人爆笑していた。
ゾロ、私をもツッコミに回らせるボケ属性なのに、ルフィにかかればキレキレのツッコミになるんだから…ツボだ…そしてルフィ、さすが…。
あれからさらに時間は過ぎ、ドフラミンゴとの決着から、今日で３日目となった。
一番長く寝ていたルフィも今朝目を覚まし、腹が減った！と開口一番。キュロスの家のキッチンを借り、私が簡単に料理を作って食べさせている。まだ眠そうだけど。
「レベッカの父ちゃんは！兵隊のおっさ…ぐ〜〜」
「まだ回復しきってねェんだろ！！食い意地張らず寝てろ！」
錦えもんと、彼に紹介されたカン十郎。
２人は街に出て様子を探りに行っていたのだが、その話を聞いたルフィは感情の動きが激しい。
だがレベッカの父を偽るその噂は、実父であるキュロス本人が流したものだと言う。
自分の経歴は褒められたものではないから、レベッカの邪魔になりたくないのだと。
『(…レベッカは、そんなの気にするかなぁ)』
きっと、気にしないよね。
キュロスの説明を聞き、再び食事を始めたルフィの顔を見る。
…ワァ。
ゾロとウソップと視線が合った。
頷き合い、意思疎通。
「「『(全然納得してねぇな/ないわね)』」」
ま、ルフィだから…仕方ないね…。
電伝虫の着信音が鳴った。
キュロスが受話器を取り、同時に扉が開かれる。
バルトロメオだ。
電伝虫の方は、レオかららしい。
どちらも、海軍に動きがあったと言う。
『何故ここ２日間許されてたのか知らないけど、いよいよ出航しないとだね』
「逃げる準備ならいつでもできてござる」
「うむ！あとないのは船だけでござる」
「船については、俺たづにお任せあれだべ！！」
バルトロメオ曰く、東の港に船を用意してあるらしい。国の要所に"同志"達が待機していて、準備は万端だと。
「ありがてェな、サニー号を先に行かせたんで困ってた」
『ね、せめて私の船を置いていってもらえば良かったと思ってたの』
「まあ、お前の船があったところで定員オーバーだろう…助かったな」
確かに。
外が騒がしくなってきた。海兵が来ている。
バタバタと身支度を整える。ルフィはギリギリまで肉を食っていた。
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さくり - さやま様の小説いつも楽しく読ませてもらっております。夢小説にハマった最初の小説がこれで…これからもがんばってください！！ (2022年10月27日 17時) (
レス) @page49 id: 5dcf8d9424 (このIDを非表示/違反報告)
wakka(プロフ) - めちゃくちゃすごい好きです、、！！このあとも原作と絡めてずっと書いてくださいと言う悲願がかないますように、、✨ (2022年10月25日 10時) (レス) id: 804d3f4b80 (このIDを非表示/違反報告)
ミスティ - もうめちゃくちゃ好きです！すごい自分の好みドンピシャですwうまく伝えられないんですけど、家族愛というか兄弟愛とか仲間愛？がすごくいいですね！勿論ローさんとの恋愛も！応援しています！体調には無理なさらず、、、！ (2022年10月7日 0時) (レス) id: bd5baed227 (このIDを非表示/違反報告)
あんちょろ(プロフ) - いつも楽しんでます🤗バースデー番外編でちょいと裏も読みたいですね（黙れ変態っ！ (2022年10月6日 18時) (レス) @page12 id: 67b3a9cf2e (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人(プロフ) - え、何だこの めちゃんこ良き作品は。凄い。夢主ちゃんマジ可愛い。結婚式呼んで。 (2022年10月6日 10時) (レス) @page9 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやま | 作成日時：2022年10月5日 11時
