同居生活、始めました。【橙】

2.友達☆大貴side ページ3

翌日。

俺とAは家具を買いにお店にやってきた。


意外なことに、Aは家具選びが好きなようで。


Aは目をキラキラさせています。笑







？？「大ちゃーん、Aちゃーん！


久し振りー！！」







ベッド売り場で俺達の名前を叫ぶ、よく知る夫婦。


恥ずかしいったらありゃしない…







A「わー！！


友香里ちゃん、涼介くんだ！」







俺の隣にも同じことするヤツ発見！笑



なんか、いつもと立場が逆な気が…







A「久し振り、ホントに！


あ、友香里ちゃん。お腹大きいね。」








友香里「今、7ヶ月。


もうすぐだよー！」








涼介「だから、今日は家にいろって言ったのに。


Aちゃんに会いたいって言うこと聞かなくてさ…


もう、不安で仕方ないよ。」







大貴「山田、変わったな。」








涼介「お、おう。」









なぜこの2人がいるかと言うと。


今日は家具選びの先輩として呼んでいた。


ま、騒がしくなっちゃったけど。


Aの笑顔が明るくなったし、まいっか！








涼介「大ちゃん？


ベッド2個だろ？」









大貴「あー、1個でいいよ。」








友香里「あれ？


有岡くんはもう、1個持ってたっけ？」








大貴「イヤ、ダブルベッド1個ってこと。」








涼介「はあ！？


お前ずるいぞ！！


俺らだって別々なのにさ。」








なんか、この感じ…


こうやって、俺と山田が言い合って。


Aと友香里が俺らを見て笑って。


高校の時みたいだ…


Aがいなくなって、こうゆうのなくて寂しかった。


けど。


今はまた、こうやって同じ光景が見られる。


それだけで幸せを感じる俺は、やっぱり幸せハードルが低くなったのかな…？






あ。


高校の頃と言えば、悠馬もいたな。


あいつら、元気かな…？

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