愛していれば。【HSJ/オレンジ】-3-

☆148★ 大貴サイド ページ48

クリスマスLIVEまであと3日。

今はLIVE会場にてリハ中。

LIVEに来てくれるファンの子を集めてのリハ。

なぜかって？

ファンの子たちを巻き込んでの壮大なLIVEにするからさっ！






大貴「みんなー！

俺のためにありがとう。

この恩は、一生懸命返していくから。

当日もよろしくお願いします。」






ファンの子達とのリハも終了し、楽屋に戻った。






涼介「やっぱ、俺らのファン最高っ！」






雄也「だなっ！」






大貴「ごめん。

俺ちょっと寝る。

時間になったら、起こして。」






慧「了解」






目を瞑ると、スグに意識が遠のいていくのが分かった。








.









.








「…き。だ…き。

大貴っ！」






大貴「A？」






目をあけると、目の前には心配そうな顔で俺を見ているAがいた。

あれ？

俺、楽屋で寝てたはずじゃ…






A「大貴、ヤダよ。

私から離れないって言ったじゃんっ！

ね、目覚ましてよ…！！」






そう言いながら泣き叫ぶA。

ちょっとまってよ。

俺、生きてるよ！起きてるよｯ!!!









.









.









「…ちゃん。大ちゃんっ！」






誰かの声で目が覚めた。

今度はちゃんと楽屋にいて、メンバー全員がいた。






侑李「なんか、スッゴイうなされてたけど。

大丈夫？」






大貴「う、うん。」






何だったんだろう、今の夢。

まっ、いっか！

☆149★ 大貴サイド→←☆147★ 大貴サイド

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す