愛していれば。【HSJ/オレンジ】-3-

☆105★ 光サイド ページ5

楽屋の隅で小さく丸まる大ちゃん。

さっき、皆で一本撮影終わって、これからもうすぐヒルナンデスの収録。

なのに、大ちゃんの元気がどんどんなくなってく。

何とかしたいんだけど、俺の力じゃ出来なくて…。

どーしよー(泣)






大貴「光くん。」






光「どうした？」





優しく聞くと、大ちゃんは自分のスマホを渡してくれた。

画面には、AちゃんとのLINEのトークがあった。





大貴「Aにね、距離を置いてって言われたって言ったらね。

Aとさき。

しばらくの間、実家にいるみたい。」






光「そうなんだ…。」






Aちゃんが大ちゃんに送った言葉。


『辛いかもしれないけど、ガンバッ！

私は大丈夫だから。

って言っても、寂しいけどね…

でも、文句は言ってられないもんね！

早く信頼を取り戻して、お迎えに来てね♪

待ってるよ。

大好きだよ、王子様♡』


その後に、投げキッスしているスタンプ。

可愛いな…w






光「大ちゃん、頑張って早くファンの信頼取り戻さないとね。

大ちゃんのお姫様、可愛いからさ。

違う人に取られる前に、大ちゃんが迎えに行かないとね！」





大貴「Aはそんな酷い事しないよ！

それに。俺しか、お姫様を幸せに出来ないからね♪

あのさ、距離を置くって。

もしかして、連絡もとっちゃダメなの？」






光「それはいいんじゃない？

連絡もダメって言ったら、大ちゃん仕事やんないでしょw」






大貴「良かったァ…

連絡もダメって言われたら、仕事やんないどころじゃないよ。

多分、死 んじゃうわwww」






光「だろうねw」






それから、少し元気になった感を出してる大ちゃん。

生放送も、いつも通りの元気さでやってたけど。

空元気なんだよね…。

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