☆132★ 慧サイド ページ32
慧「ねー、大ちゃん。
別れよう。
なんて、思ってないよね？」
俺がそう聞くと、図星みたいな顔してる。
慧「言わなきゃ分からない。」
大貴「その方が、みんな幸せかなって。」
慧「その方って、別れた方がってこと？」
静かに頷く大ちゃん。
落ち着け、俺。キレちゃダメだ。
慧「だ、大ちゃん。
どうして別れた方がいいの？」
大貴「あの3人組がA今後一切手を出さないとは限らない。
そしたら、またAは辛い思いしなきゃいけない。
ただでさえ、会うの禁止で辛い思いさせてるのに。それ以上可哀想な事、させたくない。
なら、別れちゃえばいい。
そしたら、Aはもう辛い思いして俺を待たなくて済む。
ファンの子も、もうあんな事しない。
だから、それが1番楽かな…って。」
慧「そんなの…そんなの逃げてるだけじゃん！
大ちゃんが弱いから、逃げることしかできないから。
そのせいで、Aを。さきちゃんを傷つける。
なにが辛い思いしなくてすむだよ。辛い思いしなくてすむのは、大ちゃんだけだよ。」
大貴「そんなことない。」
慧「そんなことある。
大ちゃんは知ってる？Aがどれだけ大ちゃんのこと好きか。
大ちゃんのことあんなに愛して。あんなに大切にしてくれる人。Aしかいないんだよ。
俺がAの兄だからそう言ってるわけじゃない。
だれが見ても、大ちゃんにはAしかいないって言うよ。そんな運命の人を。
大ちゃんのワガママで手放すの…？」
大貴「じゃあ、どうすればいいんだよ…」
慧「Aは俺にしか守れない。そう言ってたのは誰かな？
大ちゃんはいつもAをしっかり守って。
そして2人で大きな壁を何度も乗り越えた。
今回だってAを守って。大きな壁を乗り越えればいい。」
大貴「いのちゃん。
…俺、Aに会いたい！」
慧「そうでなくっちゃっ！
応援してくれるファンの想いにも答えなきゃね。」
大貴「うんっ！」
冷めてしまった残りの料理を急いで食べ、大ちゃんと共に××病院へ向かった。
悔しいけど、Aを支えるのは大ちゃんだけだし。大ちゃんを支えられるのはAだけ。
10年間も一緒にいた2人だから。
こんな壁、一歩で乗り越えられる。
でも、手助けした自分が本当に悔しい。ケド、これが正解なんだろう。
大ちゃん。君は3人分の想いを背負ってるんだからね。
絶対に幸せにしろよ。Aのこと。
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∞伊野有リュカ∞(プロフ) - 引きニートさん» あっ、確かに…そうですね！私も気付きませんでしたー！笑 教えてくださり、有難うございます笑 (2015年4月19日 18時) (
レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
引きニート - 読んでいるとき思ったんですけど、事実上大ちゃんて、伊野ちゃんの義理弟じゃないですか？！ (2015年4月19日 17時) (レス) id: e8150e4a01 (このIDを非表示/違反報告)
∞伊野有リュカ∞(プロフ) - だいちゃんLOVEさん» コメントありがとうございます！ 更新頑張ります♪これからも、お楽しみくださいっ！！ (2015年3月14日 8時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
だいちゃんLOVE - やばいです！次が気になります！更新頑張ってください！早く続きが読みたいです！（≧∇≦） (2015年3月14日 8時) (レス) id: fc8c8424ef (このIDを非表示/違反報告)
∞伊野有リュカ∞(プロフ) - ミツloveさん» コメント、ありがとうございます！ これから更新するので、待っててください♪ 期待に答えられるように、いい作品にしていきます！ ありがとうございます☆彡.。 (2015年3月13日 15時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結城そら x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyaniotabosyuu/
作成日時：2014年12月18日 13時
