検索窓
今日:1 hit、昨日:14 hit、合計:108,419 hit

☆120★ 貴方サイド ページ20

久し振りの大貴との時間をenjoyしている時だった。

あと数センチで唇が重なる。

そんな時にドアをドンドンと叩く音が聞こえた。






大貴「タイミング悪っ。

Aごめん。

ちょっと隠れててね。」






A「うん。」






大貴の言う通り、入口からは見えにくい所に身を潜めた。

訪問者は薮くんと光くん。

何を話しているかは聞こえなかった。

ケド、顔は深刻そうだった。

私がいること、バレてたのかな?

なんて不安になっていたら、薮くんと光くんを連れ、大貴が戻ってきた。






宏太「Aちゃん、よく聞いてね。

このホテルに、俺らの事を追ってるマスコミ記者がいるんだって。

マネ曰く、大ちゃんの熱愛狙ってるみたいなんだって。

悪いんだけどさ、その…。

自分の部屋に戻ってもらってもいい?

ごめんね、ホントに。」






大貴「ごめんね、A。」






A「ううん、大丈夫。

会っちゃいけないのに会ってごめんなさい。

LIVE、頑張って下さい。」






寂しかった。

でも、久し振りに会えてホント嬉しかった。

次、いつ会えるか分からない。

ケド、早く会えるといいな。






「ね、ちょっといい?」






自分の部屋のカギを取りにフロントに行ってる途中、3人組の女の子に話しかけられた。






A「大丈夫ですけど…」






「ついてきてもらっていい?」






私はうなずき、3人組の後ろをついて行った。

少し歩いて、人気の少ない非常階段に連れて行かれた。






「あなた、大貴くんの彼女さんでしょ。

早く別れてくれない?

‘A’さん。」






どうして名前を?

そう思った時には、目の前に天井が見えた。


〔ドンっ〕


彼女たちの笑い声、鈍い音と共に、私は意識を失った。

☆121★ 大貴サイド→←☆119★ 光サイド



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
202人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

∞伊野有リュカ∞(プロフ) - 引きニートさん» あっ、確かに…そうですね!私も気付きませんでしたー!笑 教えてくださり、有難うございます笑 (2015年4月19日 18時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
引きニート - 読んでいるとき思ったんですけど、事実上大ちゃんて、伊野ちゃんの義理弟じゃないですか?! (2015年4月19日 17時) (レス) id: e8150e4a01 (このIDを非表示/違反報告)
∞伊野有リュカ∞(プロフ) - だいちゃんLOVEさん» コメントありがとうございます! 更新頑張ります♪これからも、お楽しみくださいっ!! (2015年3月14日 8時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
だいちゃんLOVE - やばいです!次が気になります!更新頑張ってください!早く続きが読みたいです!(≧∇≦) (2015年3月14日 8時) (レス) id: fc8c8424ef (このIDを非表示/違反報告)
∞伊野有リュカ∞(プロフ) - ミツloveさん» コメント、ありがとうございます! これから更新するので、待っててください♪ 期待に答えられるように、いい作品にしていきます! ありがとうございます☆彡.。 (2015年3月13日 15時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:結城そら x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyaniotabosyuu/  
作成日時:2014年12月18日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。