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☆119★ 光サイド ページ19

慧「2人は今会いにいくって言った?

なら、大ちゃんをソッとしてあげて。

今のAは、不安に押しつぶされそうで、辛い毎日を送ってるんだよ。

でもそれを支えられるのは大ちゃんだけ。

いくら俺らがAの事好きでも。どんなに愛していても。

支えられるのは大ちゃんだけ。

それは分かってるでしょ?

だから、今日だけでも2人きりにさせてあげよう。」






それだけ俺らに言うと、いのちゃんは帰って行った。

ふと薮の方を見ると、納得してなさそうな顔をしていた。

確かに、いくら約束事と言ってもそんな簡単に破っていい約束なんかない。

ケド、俺はそれでAちゃんが助かるならそれでいいと思う。

好きな人の幸せ願って何が悪い!






宏太「なぁ光。

あれでいいと思う?

確かに支えられるのは大ちゃんだけだけど。

でもさ。」






光「そんな堅い事言わない。

薮はさ、好きな人の笑顔と泣き顔。

どっちが見たい?」






宏太「そりゃ、笑顔の方がみたいよ。」






光「確かに、約束事は簡単に破ってはいけないけどさ。

俺は、好きな人の笑顔見れるなら破るよ。

たった1日だよ。

1日くらい、許そうよ。」






すると、急に薮がケータイをイジリ出した。

そして、焦った様子で俺に話しかけた。






宏太「やっぱダメだ。」






光「どうして!?」






宏太「笑顔も大切。

だけど、心の方が大切だよ。」






光「は?」






宏太「このホテルに、マスコミ記者がいるみたい。

俺らの事調べてる奴ら。

大ちゃんのスクープ作った人らしい。

あの2人の事離さないと、大ちゃんもAちゃんも精神的に追い詰められる。」






俺と薮は急いで2人のいる部屋へと向かった。

☆120★ 貴方サイド→←☆118★ 宏太サイド



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∞伊野有リュカ∞(プロフ) - 引きニートさん» あっ、確かに…そうですね!私も気付きませんでしたー!笑 教えてくださり、有難うございます笑 (2015年4月19日 18時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
引きニート - 読んでいるとき思ったんですけど、事実上大ちゃんて、伊野ちゃんの義理弟じゃないですか?! (2015年4月19日 17時) (レス) id: e8150e4a01 (このIDを非表示/違反報告)
∞伊野有リュカ∞(プロフ) - だいちゃんLOVEさん» コメントありがとうございます! 更新頑張ります♪これからも、お楽しみくださいっ!! (2015年3月14日 8時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
だいちゃんLOVE - やばいです!次が気になります!更新頑張ってください!早く続きが読みたいです!(≧∇≦) (2015年3月14日 8時) (レス) id: fc8c8424ef (このIDを非表示/違反報告)
∞伊野有リュカ∞(プロフ) - ミツloveさん» コメント、ありがとうございます! これから更新するので、待っててください♪ 期待に答えられるように、いい作品にしていきます! ありがとうございます☆彡.。 (2015年3月13日 15時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結城そら x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyaniotabosyuu/  
作成日時:2014年12月18日 13時

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