3：目覚めた時から誰よりも ページ9
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今朝はいつもより随分と早く目が覚めた
まだ登り切っていない陽の高さが、まさにそれを物語っている。
少し早すぎたかな、なんて思いながらもふと隣を見ると寝息を立てながら眠る彼の姿が目に入った
その寝顔は相変わらず綺麗で、
…‥好きだなぁ。
そう思うのは、無防備な彼の表情を久しぶりに見たせいかもしれない。
チュッと頬に顔を寄せてキスをすると、スヤスヤと眠っていた裕一郎の口がむにゃむにゃと動く。
「ん、」
それまで緩く閉じられていた瞼に、一瞬ぎゅっと力が入った
「あ、起こしちゃった？」
まるで起こす気なんてなかったような言い方をして、「ごめんね」を口にする私は確信犯だ
「今、何時？」
未だ目は開かれないまま、少し掠れた寝起き特有の声で彼が私に聞く
「わかんない」
「………もう少し寝よ」
抱き寄せられて、彼の腕の中に包み込まれた。
そうするとさっきより顔が近くなって、私は啄むように何度も唇にキスをする。
んー、と眠そうに唸っている裕一郎。
まだ眠いのだろう。
そんなことはわかっていたけれど、その姿がなんだか愛おしくなって、頬を指でツンツンとつついた。
「もぅいいって、」
固く閉じられていた瞼が徐々に開き始める。
そして今度はさっきより強く抱きしめられて、身動きが取れなくなる。
と、同時に下半身に感じる違和感。
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うらら(プロフ) - 面白かったですぅぅー😭本物感ありすぎて読み入ってしまいました！3周目です！今後も応援しております。宜しければパスワード教えていただけると助かります。 (2023年4月18日 19時) (
レス) @page47 id: 6a793d03f2 (このIDを非表示/違反報告)
のるのら(プロフ) - ああああ…😭🙏面白かったです…めっちゃ胸きゅんしましたッ！SNSの書き方大変ですよね😳本物感あってすごく読み込んでしまいました！今後も頑張ってください〜🥰🙌 (2022年10月10日 0時) (レス) @page29 id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凜 | 作成日時：2022年9月16日 9時
