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★大倉家★
錦「で、なんなん?すばるくん」
村「まぁ、すばるのことやから、オレたちに気使ってんとちゃう?Aのこともあるし」
横「ホンマアイツは余計なこと考えるよな」
安「あん時も、頑くなやったしな」
丸「ホンマ。あんだけみんながグループ休止か渋やんだけお休みしてもエエって言ったのにな」
大「大倉くん特製カレー鍋出来たでー」
錦「マジうまそー!そうそう!すばるくんはいつも水くさいねん。」
横「変なところで頑固やしな。ヤス、そこの器取ってー」
安「はい。この分じゃ、何年後か分からんね。オレたちと渋やんの共演」
丸「大倉ー!オレチーズのせ希望!で、あの二人はどうなってますのん?」
横「事実上の別居状態やろ」
大「マル、チーズは〆のリゾットで使うから残しといてや。あの二人別れたんとちゃうの?」
村「なんも話なしで、一方的に鍵返されたらしいで」
錦「なにそれ?ひどない?もーオレAさん行こっかな。すばるくんやからって止めてたんやけど」
大「亮ちゃん、そんなこと言ったら、オレかてちょっと待ったー!やで」
丸「オレもオレも」
錦&大「マルはいいねん」
丸「ひどっ!チーズこんもり乗せ攻撃」
大「おい!マル!〆で使うし!」
安「あんなに、思いあっていたのになー。淋しいよなー。もう好きちゃうんやろか」
横「好きやろー。好きやから、別れようとも言えんし、だからといってこの先分からんときについてこいとも言えなかったんちゃう?」
錦「めんどくさ。何やねん!男ならいかんとダメやって、そのうちAさんも愛想尽かすで。てかもう居たりしてな新しい男」
村「そりゃ、なさそうやな」
大「そうなん?じゃあ、マジで行けそう?」
村「それも無理やろな。黙っててと言われたんやけど、実はAに海外赴任の話出てんねん」
錦「え?マジで?」
丸「確かに最近Aさん幹部候補に上がったってBマネが言ってたわ」
横「Aなら、もうとっくにマネージャーの仕事なんて終了で、上層部の仕事が待ってそうだしな」
村「そ。それなのに頑なにオレらのチーフマネージャーやってんのは、すばるのことが好きだからやと思うねん」
安「信ちゃん、Aさんから聞いたん?」
村「まさか!すばるへの気持ちはあくまでもオレの予想やけど、今度立ち上げる海外拠点の幹部の話は待ってくれと言ってるって本人が言ってたわ」
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作者名:ユキコロ | 作成日時:2019年8月20日 1時