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「分かった。じゃあ、明日9時にお願いします。念のため、3年分の業績資料もお願いします。」
A「ん、、、」
気がつくと、さっきまで飲んでいたbarのカウンター。どうやら寝てしまったらしい。。。
「すいません。起こしちゃいましたか？」
居なかったはずの隣に男性
A「貴方は、、、」
「お久しぶりです。覚えていらっしゃいますか？」
A「、、、西島さん？」
「嬉しいな、覚えていてもらえて。すいません。勝手ながら、女性がカウンターで寝ているのは防犯上あまりよくないかと思いまして、隣に座らせてもらいました。」
A「や、やだ私ってば！こんなところで寝ちゃうなんて、すいません。ありがとうございます」
西島「お疲れのようですね。」
A「、、、ちょっと色々なことがあって」
西島「そうでしたか。」
A「、、、聞かないんですね」
西島「僕にも悩みがありますから」
A「大人って面倒ですよね。素直じゃないから」
西島「柴田さんは、特に我慢しちゃうんじゃないですか？」
A「えー！私、ワガママですよ」
西島「柴田さんなら、ワガママ言われたくなりますよ」
A「お上手ですね。」
偶然会った西島さん。
数年前にCMでお世話になった
クライアントさん。
妹曰く
高スペックのイケメンらしい
恐れ多くも
告白をしていただいたけど
あの頃は
すばるがいたから
お断りをした
いつでも紳士で
私の心地よい空気を作ってくれる
こういう人を
好きになったら
きっと幸せになれるんだろうな。
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作者名：ユキコロ | 作成日時：2019年8月20日 1時
