今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:4,434 hit
小|中|大
#02 ページ2
★A★
ずるいのは私
本当はずっと前から気がついていた
すばるが関ジャムで他のアーティストと
絡むとき
すっごく目をキラキラ輝かせていたこと
昔から歌うことに対して本気だったこと
だけど
すばるを失うのが怖くて
言えなかった
頑張れの言葉
そんな
ずるい私に
見切りをつけて
すばるは走り出した
自分で道を作ったよね。
おめでとう
すごいよ
すばる
あの日
手紙もなしに
テーブルの上に置かれた鍵
優しいすばるは
別れようって
言わなかったよね。
でも
すばる
知ってる?
何も言ってくれないのも
辛かったよ
すばる
ねぇ
すばる
ごめんね
まだ
好きだよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユキコロ | 作成日時:2019年8月20日 1時