船の上でのこと2 ページ45
★すばる★
飛んで火に入るなんとかで
俺に舞い込んできた奇跡
Aとのディナークルーズ
ヤスからめっちゃ残念そうに電話きて
仕事になったから、代わりに行ってくれと
たまたま
俺だけが暇やったし
神様はいるんや
しっかし、ディナークルーズなんて
めっちゃ緊張する
とりあえず
スーツ来てきたけど
A「すばる！ごめんねーお待たせ」
集合場所の港に手を降りながらパタパタかけてきたA。オレンジ色のワンピースに白いジャケット。ヒール履いて、いつもの仕事服とはやっぱり違うんやな。めっちゃカワイイやん
渋「おー、お疲れ。なんか、ごめんな俺で」
照れ隠しに口から出た言葉
A「え？私はすばるで嬉しいよ///
さ、行こう」嬉しいこと言ってくれるやん。
しかも、赤くなってるし。
Aが急ぎ足で
船のタラップを歩くからつまづいた
思わず手を差しのべて引き寄せると
フワッといい香りがした
A「ご、ごめん。なんか緊張するね」
Aが赤い顔してニッコリ笑うから
本当に可愛いなと思ってしまう
船内に入ると
「お待ちしておりました」
とカッコイイおじさんがAに挨拶
A「わー！佐々木さん？お久しぶりです！」どうやら、Aの知り合いらしい
佐々木「Aさん。お久しぶりです。船長にはいつもお世話になっております。本日乗船されるときいて一同楽しみにしておりました。」
A「ありがとうございます。こちらこそいつも父がお世話になっております。今日は宜しくお願いします」Aが丁寧に挨拶をして、
他の人と同じように席につこうとすると
佐々木「Aさん。こちらへどうぞ」
佐々木さんの案内でついたのは個室の部屋
アンティーク家具で統一された部屋は
そこが船内とは思わせない
まるで高級レストランの一室のような
雰囲気だった
佐々木「同行のお客様のこともございますし、本日はこちらこお部屋でごゆっくりお過ごし下さい」
A「わー！ありがとうございます」
佐々木さんは、エスコートすると
すぐに仕事に戻りますと言って退出
なんだかんだで緊張していた二人は
A「ふぁ〜個室で良かったー」
渋「さすが、船長の娘だな」
A「お食事楽しもうね！」
さっそく運ばれてきたフレンチフルコースは
どれも絶品で
目の前に座るAとの話も面白くて
めっちゃ時間があっという間に過ぎていく
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作者名：ユキコロ | 作成日時：2017年2月27日 10時
