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海の家を出て話しながら海辺を歩く。
夕日が落ちてきて辺りは薄暗くなっている。
砂がサラサラでもふもふとした感触が足裏から伝わる。
ふと疑問に思い賢ちゃんに聞いてみた。
「どうしたん？ 外出て」
川西「お酒飲んで眠くなってきてもうてん。
眠気覚ましや」
さらっと答えた彼は私のことを助けた訳じゃ無さそうだ。期待は呆気なく崩れ去った。
「ふーん。………うわぁ見てめっちゃ綺麗！」
オレンジ色に染まった太陽が地平線の近くまで沈んでいる。
海に光が反射し一本の道ができているみたいだ。
暖かい色が私達を包む。
川西「ほんまやわあ。座って見ぃひん？」
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作者名：Ebi | 作成日時：2020年2月2日 10時
