二十五話 ページ25
慧side
ハァ…
いつもの道なのに、歩くのが辛い…
あれはただついてたから取ってあげただけなのに…
いつも男友達にやってあげるからその感覚でやったんだけど、それがダメだったのかなぁ…
ちょっと落ち込みながら校門をくぐる
『おはよ…』
いつもより遅めに来たため、クラスには人、人
男［伊野尾っ、どうしたんだよ、いつもより遅いじゃん！］
『ちょっと悩んでてさ、』
男［伊野尾が悩み事なんて珍しいなっ］
『俺だって人間だし悩む事だってあるの！！』
そう会話しながら視線を森川の席の方へ移す
いる！！
やばい、どうしよう…
すっごい気まずいんだけど… どうやって座ろうかな…
俺は、カバンで顔を押さえながら急いで席に座った
…
よし、何にもない。
このまま今日を過ごそう…
その後も、ずーっと森川さんの事で悩んでた
せっかく少しは距離を縮められたと思ってたのに、
また元に戻ってしまった。 それも俺の失敗で
森川さんは俺が女心分かってるって勝手に思い込んでるけど、本当は全く分からない
だから失敗してしまったんだ
本当に後悔…
・
やっと昼休みになって気まずかった空間から逃げだす
非常階段に腰を掛け、弁当箱を開く
『はぁっ… 悩み事が多いと疲れるな…』
何も考えずに自分で作ってきたチャーハンを掻き込む
あっ、たばこが落ちてる
端に捨ててあったたばこを拾う
この学校は生徒はもちろん、教師の喫煙も禁止されている
誰だ、違反したヤツは…
俺は、考えながら人差し指と中指の間にそのたばこを挟む
吸うとしたら、保健室の�睫收萓犬�、八乙女先生だな、
あの二人、見るからにチャラそうだもん
たばこは体に悪いっていうし、俺は絶対に吸わない
俯いていた頭を上げた時、校舎の端からこっちを見て目を丸くしている…
森川がいた
俺と目があった瞬間、見えなくなるその姿
慌ててそのたばこを捨てるも、もう遅かった…
うわぁ！！ 俺、もっと追い打ちかけるような事やっちゃったじゃん！
俺のバカ！！
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いのちゃんBEST(プロフ) - 私も買いました！ヤバイですよね♪更新頑張ってください！ (2016年7月27日 17時) (
レス) id: eacec3ed53 (このIDを非表示/違反報告)
いのちゃんBEST(プロフ) - いのちゃん告白!!!可愛い///更新頑張ってください！ (2016年7月26日 22時) (レス) id: eacec3ed53 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - いのちゃんBESTさん» ありがとうございます！いのちゃんこれからどんどんアタックしていきますよ〜 (2016年7月26日 8時) (レス) id: b0ec81c650 (このIDを非表示/違反報告)
いのちゃんBEST(プロフ) - 続き気になります！いのちゃん頑張れ！更新頑張ってくださいね♪ (2016年7月25日 22時) (レス) id: eacec3ed53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっつん | 作成日時：2016年6月3日 19時
