爆豪勝己に看病される ページ6
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気づいたら自分の部屋で眠ってた。時間を見たらもう全然始業時間過ぎてて起きようとするけど体がだるくて無理だった。
｢ハア｣
｢起きたんか｣
溜息をついてすぐ、ベッドの下から顔を出した爆豪に心臓が止まるかと思った。
え、ここ、私の部屋…だよ、ね？
｢…な、なんで……？｣
｢はァ、てめェが馬鹿みてぇに風邪なんか引きやがるから俺様が看病係にされたんだろが｣
されたんだろがとか言われても、知らないし…怖いし…しかもうつ伏せで読んでるその漫画私のじゃ…？
｢学校、行かなくていいの？｣
｢てめェ耳ついてねぇんか｣
｢いや、看病はありがたいけど、授業とか…｣
｢俺がここにいんのが答えだろうが｣
｢はァ…？｣
｢ダメならここにいねェわ｣
｢…でも爆豪、遅れとるの嫌いでしょ｣
｢グダグダうっせェ。1日くらい休んでもハンデとしては足りないくらいだわ｣
爆豪が何を言ってるのかよくわからないけど、サボったりするタイプじゃないし、本当に優しさでここにいてくれているらしい。
｢爆豪｣
｢あ？ まだ文句あんのか｣
｢ううん、ありがとうって｣
｢ハッ、最初っからそういやいいんだよ｣
何かめっちゃ悪人顔で笑ってるんだけど…殺されたりしないよね…？
｢喉乾いたか｣
｢あ、ハイ｣
｢ちょっと待ってろや｣
ムクっと立ち上がった爆豪が部屋から出ていきすぐ帰ってきた。水を持ってきてくれたらしい。
｢ありが、と｣
起き上がろうとすると、テーブルの上に一旦コップを置いて爆豪が起きるのを手伝ってくれる。いや、何なの？ 怖い。
｢ほらよ｣
コップを渡して、じーっと見下ろしてくるからとりあえずひと口水を飲んだ。うん、うまい。
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rimu(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます！励みになります(；；)更新頑張ります！ (2021年3月27日 8時) (
レス) id: fb4ab586a7 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - この作品、凄く好みだし面白くて何度も読み返してます！引き続き更新頑張って下さい、楽しみに待ってます！ (2021年3月26日 17時) (レス) id: 9e59b8c794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rimu | 作成日時：2021年2月13日 23時
