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6話 ページ6

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『あの、私 ここです』






「本当?俺も」







一緒にホームへ降りると 「家まで送ってこうか?」って聞かれる。









でも、流石にそれは申し訳ないから『大丈夫です』ってやんわり断っとく。









仮に、お母さんに見つかったりでもしたら大変だろう。









「...そっか。じゃあ、出口まで」









『あ、..はい』









「ねぇ、」









『はい?』









「Aさんは 何で友達作らないの?」









『ぁ...え?』









「いや、いつも1人だなぁって」









唐突の質問に戸惑う。







それも、結構 気にしてる事。









『(作り方がわかんないんです、なんて 言えるわけない..)』









那須くんは、みんなに頼りにされてて 男女共に仲がいい。









私の悩みなんてわからないのだろう

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作者名:歩結 | 作成日時:2017年5月5日 21時

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