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2話 ページ2
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『(今日の範囲終わった..)』
時計よりも先に窓を見上げる。
辺りはもう暗くなっていて、周りには外国人や大学生ばかり。
少し残っているアイスコーヒーを飲み干すと、口いっぱいに苦味が広がる。
美味しいと思った事は一度も無い。
だけど日々飲んでいるうちに これを頼むのが当たり前になっていた。
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資料集などを鞄にしまい、空になったアイスコーヒーの容器を捨てる。
1階に下りると 中学生くらいのカップルが出入口を塞いでいる事に気付く。
急に立ち止まった私に気が付いた女の子は、男の子の腕を軽く引っ張り 道を開けてくれた。
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作者名:歩結 | 作成日時:2017年5月5日 21時