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『 暗いの怖いから。そんなスタスタ行っちゃわない、、ひゃっ…、、 』
思いっきり腕を引っ張られて、気づけば忠義の腕の中
忠「 嫌やねん、もう… 」
久しぶりだ、忠義の匂い…
忠「 Aが他の男と付き合って、抱き合って、チューして。想像しただけでも嫌気が刺すねん 」
『 自分は学校一の美女と付き合ってたくせに 』
忠「 ちゃうねん、、 」
『 なにが違うの。毎朝あの女が呼ぶ忠義って声が、あたしの心にはナイフみたいに刺さって、忠義の名前も聞きたくなかった。』
あ、言い過ぎた…
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苦しいくらい抱きしめてた力が弱まって
忠義のおでこがあたしのおでこと合わさった
忠「 A、俺んこと嫌いんなった、、? 」
少し掠れた声
『 あの女と一緒にいる忠義はだいっきらい 』
これぐらい、言ってもいいよね。
ずっと我慢してたもん。
でも、、
『 でも…、ずっと好きなの、なんならフラれてからもずっと好きだったもん…っ、、』
いきなり出てきた大量の涙を忠義が上手に拭き取ってくれた
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忠「 俺も、ずっと好きやった。フってからも、今も 」
『 フったくせにっ、、 』
忠「 いろんな後悔してきたけど、Aんことフったのが、俺の最大の後悔 」
今更だよ、
って思っても、忠義に言われたら、やっぱり大好きって思ってしまうあたしは、
単純だなって思う。
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忠「 A、好きやで。付き合ってくれへん? 」
『 うん、、うん、っ… 』
忠「 も〜泣きすぎやって(笑) 」
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ガタン…
忠「 えっ… 」
『 えっ… 』
誰もいないはずの夜の学校。
忠義と顔を見合わせて、全力で逃げた
忠「 はぁ…っなんなんさっきの…っ… 」
『 はぁ…怖かった、、っ 』
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あや(プロフ) - 今更感すごいですけど、めっちゃ好きなお話でした!いつか本当に続編とか読みたいです… わがままでごめんなさい (2018年8月4日 20時) (レス) id: edc63ad845 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - みるくちゃんさん» 大丈夫です!…わかりました!オバケととっておきます笑いえいえです!こちらこそ楽しい作品をありがとうございます!! (2017年10月13日 18時) (レス) id: ac8595cf1b (このIDを非表示/違反報告)
みるくちゃん(プロフ) - ルアさん» 返信が遅くなってしまいすみません(T_T) あの物音は、オバケととるか、登場人物の誰かととるか、とらえかたは読者様の自由です(^_^)たくさん想像してください(^_^)最後まで読んでいただきありがとうございました!! (2017年10月13日 6時) (レス) id: fb320dc108 (このIDを非表示/違反報告)
みるくちゃん(プロフ) - satokom327さん» 返信が遅くなってしまいすみません(T_T) 最後まで読んでいただきありがとうございました(^_^) (2017年10月13日 6時) (レス) id: fb320dc108 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - 失礼します!作品面白くて読ませてもらってます!途中の中学校で物音がしたのがすごく気になってその後の話がすごくモヤモヤしました(苦笑)あの物音は特に意味は無いんですよね?でも忠義と無事に付き合えてよかったです!長文失礼しました! (2017年10月10日 22時) (レス) id: ac8595cf1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくちゃん | 作成日時:2017年10月9日 1時