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及川side
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完全に間違えた。
あまりの可愛さにうろたえてしまった。


及川「ご、ごっめ〜ん☆ちょっと監督に聞いてくるね!」

『すみません……!』


とりあえずその場から逃げる。
なんだあれ、すごく可愛い。
声すごい可愛い。顔もすごく可愛い。全部可愛い。

よし。何としてでも絶対絶対マネージャーとして入ってもらわなきゃ。


即監督と話を付けてAちゃんの元へ戻る。


及川「おまたせ〜OKもらったよ☆」

岩泉「おぉ。これでうちのバレー部も少し楽になるな」

及川「いや〜助かるね☆」

金田一「今まで希望者いなかったんですか?」

岩泉「いた。でも即やめていく。」


そう。俺目当てで何度も女の子が入ってきた
でも部活のきつさにすぐ辞めていった。
だから監督とはマネージャーはしばらく取らないって話だったんだけど…………


及川「まぁ国見ちゃんと金田一のお友達なら大丈夫デショ☆ってことで話つけてきたよー☆」

『ありがとうございます…!えっと……』

及川「ん?」

『お名前を伺ってもよろしい……ですか………?』

及川「あぁ!!俺の事知らない人ほぼ居ないから自己紹介忘れてた…ごめんね…!」


ここはかっこよく自己紹介しないとだよね…!
かっこよく………………かっこよく……………………


及川「改めまして、俺はバレー部主将の及川とおりゅっ…」

岩泉「wwwwwwだっせぇww」

国見「んんwww」

金田一「おい国見笑うな失礼だぞ…フフww」

うわぁああああ恥ずかしい……!!!!
いつも緊張なんてしないのになんでこんな時に限って…!!


及川「みんな笑わないでよ!!!」


涙目になりながら訴えたがしばらく笑われ続けた…
可愛い子の前で本当に最悪だ……


『ふふふ、安心しました』

及川「…え?」


彼女の口から思いがけない言葉。


『えと…さっきあっちにいた女の子たちがあんな完璧な人見たことない!とか話してたので…
普通に失敗もする方なんだなって安心して……あっ…気を悪くさせてしまったらすみません…………』


びっくりした。
今まで俺が失敗しても何をしても、他の女の子たちからはかっこいいとか完璧とかしか言われなかった。
俺の事を知らなかったからこそ 俺自身をちゃんと見てくれたんだ……。


及川「Aちゃん……絶対幸せにしてみせるから。」

『えっと……?分かり…ました……?』

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設定タグ:青葉城西高校 , ハイキュー , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ヲタなあかりさん | 作成日時:2022年4月22日 18時

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