みんなに、ありがと。 (ページ4)

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4　和side ページ4

和「大野さん!?」

床にうずくまって、目を瞑って…

吐きたいのか？

それとも我慢してるのか？

智「ごめん…」

そう言いながらも動けなくて固まってる大野さん…

和「何？吐きたいの？さすろうか…」

智「うっ…ぉえっ、ゲホッ」

和「吐けない？」

もともと風邪を引いてたんだか、咳は痰が絡んでて苦しそうだった。

背中をさすってやっても一向に吐く気配はなくて、ただえずいてるだけになっていた。

みんなはさっきまで喋っていたけど、俺たちの様子を見てタオルを持ってきてくれたり、それぞれのマネージャーに連絡して大野さんの家に送ってもらうようにお願いしたり

もう大野さんのことを看病する気満々だった。