7.危険 ページ8
サボside
エースの奴、よりによってあのブルージャム海賊団の金に手を出しちまったのか！？
エース「あの金、ブルージャム海賊団のだったのか・・・」
サボ「厄介なことになったな。
とりあえず奴らが居なくなるまで待って、宝を移動させるか」
俺たちはこのまま息を潜めてあいつらが去るのを待つことにした。
「離せっ！」
おいおい誰だよ、捕まってる奴。
とんだ大間抜けだn・・・ルフィ！？
ルフィ「エース！助けてくれっ！！」
バカッ！
そこでエースの名前を出したら・・・。
「お前エースの仲間か、なら話は早い。
お前、エース達が溜め込んでる “ 財宝 ” の在り処知ってるか？」
そこまで、バレてんのか！
絶対言うなよ、ルフィ！！
ルフィ「し、知らね、ピューピュー」
「「「嘘へたっ！！！」」」
あいつ、嘘下手すぎだろ！
「知らねえのか！
まぁいい、こいつ連れて帰るぞ！」
ルフィは連れ去られてしまった。
俺たちの前から誰も居なくなった、瞬間急いで宝を移動させる。
サボ「ルフィ、どうすんだ！？」
エース「あいつは、宝の在り処を言ってすぐ解放されるさ」
ルフィならすぐ話す、そう思っていた。
財宝を移動させ終わるとすっかり日が傾いていた。
エース「あいつらまだこねぇな」
サボ「そうだな」
ルフィが話していたら、もう来ている頃だ。
・・・ルフィが話していたら？
エース「あいつ、まさか・・・」
エースも俺と同じことを考えているようだ。
そこからは早かった、俺たちは急いでルフィを探し始めた。
「あんな子供を・・・」
「保安官でも呼ぶか？」
「ダメだダメだ、ここに法なんか届きゃしない」
サボ「その子って、麦わら帽子の目の下に傷のある子供か？」
「目の下に傷があったかはわからないけど、麦わら帽子はかぶってたよ」
ルフィで間違いねぇな。
エース「くそっ」
エースはルフィが連れ去られた場所を聞くと、走っていく。
俺も同じように走って行く。
海岸沿いの古い小屋にルフィは居た。
「最後にもう一度言う、財宝の在り処はどこだ？」
ルフィ「言わねぇ」
「そうか、死ね」
ルフィに刀が振り下ろされようとした時、俺たちは小屋を突き破った。
エース.サボ「「やめろぉぉぉぉぉぉぉ！！」」
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作者名：オオムラサキ | 作成日時：2018年3月23日 16時
