6.激怒? ページ7
エースside
みんなして、俺に姉がいるって言いやがって。
もしいたとしても、俺は家族、姉だなんて絶対認めやしねぇ!
エース「ごちゃごちゃうっせんだよ!」
エース「俺に姉なんかいねぇ!」
エース「そんな姉なんて “ いらねぇ ” 」
俺はそう叫ぶと周りが静かになる。
今更おせぇんだよ。
『・・・そうか、ごちそうさまです』
あいつは、それだけ言うとどこかへ消えていってしまった。
「エース、言い過ぎだぞ」
「謝ってこいよ、エース」
なんで、俺が。
俺は食うもんだけ食って、寝床についた。
次の朝、俺はいつものように彼処へ行く。
ルフィを置いて、不確かな物の終着駅(グレイト・ターミナル)へ。
「エース!
遅かったな、俺はもう一仕事済ましたぜ!」
こいつはサボ、ここに住んでる俺と同い年のやつだ。
5歳の時に会って、一緒に “ 海賊貯金 ” を貯めている。
エース「俺も一仕事して来たぜ!ほらっ!」
奪った宝をサボの前に出す。
サボ「こんな宝誰から、奪っだんだ?」
エース「そこらへんにいたチンピラから」
サボ「集め始めてもう五年か・・・。
海賊船なんていくらくらいで買えるんだろうな」
エース「さぁ、何千万ベリーか何億ベリーか。
多いことに越したことはねぇよ!」
「海賊船!?
お前らも海賊になるのか!俺もなるんだ!!海賊王に!!」
サボ.エース「「!?」」
急に現れて、ベラベラと大声で言う奴。
なんでお前がいるんだよ、ルフィ。
サボ「ちょっ、お前黙れ!!」
慌てて口を塞ぐ、サボと俺。
ルフィを捕まえて縄で木に縛る。
サボ「エース、お前が言ってたやつはこいつか?」
エース「あぁ、ちゃんと巻いて来たはずなんだけどな」
サボ「毎日のトレーニングの行き帰りが仇になったな!
だから、お前もここに住めって言ったんだ!」
エース「・・・それよりこいつどうする?」
サボ「海賊貯金を見られたんだ・・・殺すしかないだろ」
エース「そうだな」
ルフィ「俺死ぬのか!?
嫌だ!死にたくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇムグッ」
こいつ、なんで叫ぶんだよ!!
《ガサガサ》
・・・誰か来た、俺たちは急いでルフィの縄を外して物陰へ隠れた。
「おいっ、こっちから声が聞こえたぞ!」
「ありゃ、 “ ブルージャム海賊団 ” の宝だからな。
早く取り返さないとまずいぜ」
あのチンピラ、ブルージャム海賊団の運び屋だっだのか!
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作者名:オオムラサキ | 作成日時:2018年3月23日 16時