ボクの日常 8 ページ9
はてさて、困ったことがひとつ。…じゃない、いくつかある。
ひとつ、原作にないはずの言葉を話してしまったこと。
ふたつ、よくわからないけれどリボーンくんに目をつけられた……かもしれないこと。
みっつ、もしかしたら物語が変わってしまうかもしれないこと。
つまり、ボクはイレギュラーだということを忘れていたということ。
いつも通り、生徒のお悩み相談を聞いただけ…ではなかったようで……
めんどうなことしちゃったかも……
ていうか、ボクなんかが影響与えていい存在じゃないでしょうが。しっかりしろ、沢田。
リボーンくんも気にしすぎだということに気がついて欲しい。
ボクは残りの1年を、せめて、平和に過ごしたいんだ。
と、いうわけで。
「助けにきたよ、恭弥。」
「…それ、腹立つから却下。」
「じゃあ、お迎えに」
「却下。」
「心配」
「却下。」
こうして約30分ほど(体感時間)経ち…
「…並盛に恭弥がいないとなんか、悲鳴とかないから変な感じするから……帰ってきてよ、恭弥。」
「…………いいよ。行ってあげる。」
恭弥を宥めるのがとてつもなく大変でした。
むちゃくちゃたくさん言ったけど、「……やっぱり却下。」とかそういう悩んだ末に却下、ってのがなかったらもっと早く部屋から出られたと思う。
「で、これからのことなんだが、六道骸は…ボクが行くより恭弥が行った方がいいと思うんだ。」
「理由は？」
「恭弥が負けず嫌いだから。」
「当然。最初から譲る気はないけどね。」
ダイナマイトの戦闘音。恭弥も気づいているだろう。近くに並中生獄寺がいることを。
いたぶったのは、あのふたり。
「恭弥、アレどっち」
「奪う。」
「最後まで言い切ってないのだけれど……まあいいよ。獄寺はボクが治療する。」
よくもまあ、こんなに血まみれで戦える。
これも裏社会で生きてきたから、って言えば全て片付くのが、裏社会のとんでもないところだ。
「なん、で…おま、え…が……」
「少しワケありでここに来た。それ以上は今は答えないよ。」
獄寺の治療前に恭弥が終わったらしい。
流石…というより当然か。
恭弥が不機嫌にボクを待つ。…君の速さに治療を間に合わせるのは、正直不可能だと思う。すご腕の医者でも不可能だと思う、多分。
と、いうか
「アドレナリン出てるのはいいけど、骨むちゃくちゃ折られてる重傷者だからね、君。」
「なんのことかわからないな。」
治療中の小言を全て無視するな。
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ドク(プロフ) - minniepeasukeさん» minniepeaskeさん、読んでくださりありがとうございます！そして褒め言葉ありがとうございます！（少々照れますが）。生徒会長シリーズは終わりましたが、好奇心で続きも書いたので、よろしければ読んでください。ありがとうございました！ (9月26日 21時) (
レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
minniepeasuke(プロフ) - すごく面白いです！！ これからもがんばってください YOU GOT THIS (9月21日 5時) (レス) @page5 id: 40586b4cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドク | 作成日時：2023年8月24日 18時
