ボクの日常 46 ページ47
リボーンside
「デスヒーターと違い、死亡することはありませんが、変わりに激痛が半永久的に続きます。」
「なっ…！」
そんなもの、無理に決まっている。
「風の守護者は鎖に繋ぎ、並盛に隠しました。全てのリングがハマるまで解毒はされません。発狂すれば、風の守護者としての素質はありません。」
「『自他ともに変化を与え続ける者』、それが風の守護者です。環境や自身に対しての変化に耐えられなければ、例えリングが着けられていようとも、風の守護者とは認められません。」
その話にオレは『不可能』を感じた。
アイツがマフィアと同等、それ以上に戦えるとしても、獄寺たちの姿を見りゃわかる。
そもそもデスヒーターも相当ヤベェ毒なのに、それ以上の激痛…しかも死も許さねぇと来たら、Aには悪ぃが発狂するだろう。
「やべーぞ、ツナ…」
一方その頃
「『本当に聞いているのかい？
骸くん。』」
「『クフフフ…ええ、もちろん。精神世界に僕を呼ぶ変人なんていませんので、驚いていただけです。』」
「『ボクを勝手に君の仲間にしないで欲しいのだけれど。』」
「『僕のことを変人だと言っているのですか？』」
「『さあ、どうだろうね。』」
六道骸とAは会話をしていた。
「『骸くんの好きな食べ物はなんだい？』」
「『話したところで僕になんの得が？』」
「『そうか、激辛坦々麺か。』」
「『なに勝手に決めているんですか。チョコレートです。』」
「『激辛坦々麺だと思ったのだけれど。』」
「『どこからその思考が出たんですか。』」
「『骸くんのイメージ。』」
「『三又で刺しますよ。』」
「『恐ろしいことを言わないでおくれよ。』」
『ボクの作った精神世界ではなんでも出来るのだから。』
？？？side
そこは深い深い海の底のような静けさを持っていた。
しかし暗いものではなく、むしろ穏やかな空気が流れる。
ここに来るのは2度目だ。
「チョコレートの幻術は難しいな。激辛坦々麺ならできるけ」
「全力で遠慮します。」
『彼女の作り出した空間』は不思議なもので、僕も生身のように動ける。
なぜかと聞くも、自分でも理解出来ていないらしく、頭を傾げる。
「で、貴方はなにをしに来たのですか。要件を言いなさい。」
「今、身体を仮死状態にしてるからヒマなんだ。だから話せる人とお茶会でもしようかとね。」
「は？」
「報告します。
風の守護者の死亡が確認されました。」
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ドク(プロフ) - minniepeasukeさん» minniepeaskeさん、読んでくださりありがとうございます！そして褒め言葉ありがとうございます！（少々照れますが）。生徒会長シリーズは終わりましたが、好奇心で続きも書いたので、よろしければ読んでください。ありがとうございました！ (9月26日 21時) (
レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
minniepeasuke(プロフ) - すごく面白いです！！ これからもがんばってください YOU GOT THIS (9月21日 5時) (レス) @page5 id: 40586b4cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドク | 作成日時：2023年8月24日 18時
