ボクの日常 45 ページ46
山本side
命ある守護者全員。
そこに、スクアーロの姿はなかった。
改めてスクアーロの死を感じると、ひとつの疑問が浮かび
上がった。
「命ある守護者全員に、強制招集つってたけど…Aは？風の守護者なんだよな。」
Aの姿がなかった。
今までは自分たちで来ていたが、強制招集にも来ていないことに不安を覚える。
「拙者は一度もリング戦に来ているところを見ていないのですが…そもそも、本当に存在するのですか？」
バジルの質問に、リボーンが「いるぞ。」と答える。
「変態に大ケガさせられて、ずっと寝てたたけどな。」
「あの生徒会長が大ケガ！？」
「そんなに強い奴なのか！！」
「……」
Aが強いというのは有名だが、そんなAを大ケガさせた奴がいるという事実にも驚く。
「ああ。だけど一度気を失ったが、起きると今度は本気を出して倒したぞ。だが大ケガだからな、ずっと白い部屋で寝ていたんだ。
オレはその戦いを見てることしか出来なかったからな。」
どんな戦いなのかはわからねぇけど、すげぇ戦いだってのはわかった。
チェルベッロが話し始める。
「風の守護者はこちらで預かっております。」
「どういうことだ？」
「今回の大空戦と平行して、風の守護者としての資質を試すこととなります。」
今回の大空戦と平行して『試す』。
その意味がわかったのはしばらく経ってからだった。
「ただ今、守護者全員にリストバンドに内蔵されていた、毒が注入されました。」
「うおっ…」
「デスヒーターと呼ばれるこの毒は瞬時に神経をマヒさせ、立つことすら困難にします。そして、全身を貫く燃えるような痛みは徐々に増してゆき30分で……絶命します。」
「守護者全員の命がボスの手に委ねられる戦い。それが大空戦なのです。」
まともに立てねぇ、し…苦しい…。
「そして平行して、風の守護者としての素質を試します。」とチェルベッロが話を続ける。
それはあまりの痛みにギリギリで聞いていられるか、程の激痛だった。
「風の守護者としての素質は、デスヒーターの倍。守護者×100の、600倍の激痛、デスショックを受けながら、正気を保っていられるか、ということです。」
その言葉に目を見開いた。
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ドク(プロフ) - minniepeasukeさん» minniepeaskeさん、読んでくださりありがとうございます！そして褒め言葉ありがとうございます！（少々照れますが）。生徒会長シリーズは終わりましたが、好奇心で続きも書いたので、よろしければ読んでください。ありがとうございました！ (9月26日 21時) (
レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
minniepeasuke(プロフ) - すごく面白いです！！ これからもがんばってください YOU GOT THIS (9月21日 5時) (レス) @page5 id: 40586b4cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドク | 作成日時：2023年8月24日 18時
