ボクの日常 42 ページ43
起きたはいいが、これらすべてはアドレナリンの効果で。
「では変質者は消えたと伝えてくるよ。」
「元々変質者じゃ」
「一般人から見たらそうだよ。失礼するよ。」
静かに帰るボクにリボーンが「おい、A」と引き止める。
「やっぱり痛ェのか。」
「特別痛い、というわけではないけれど、全身の骨という骨が折れているからね。変な輩がいなければ、なるべく部屋で大人しくしてるよ。」
「……そうか。ゆっくり休んでくれ。」
リボーンに伝えると、隣の変た…家光くんが「すまない…」と謝っていた。実質成長はしたから悪いことだらけではないので、「気にしないでおくれ。」と話し、白い部屋で眠った。
そう、むちゃくちゃに折られた骨を治すために全力で眠ろう、と眠った。
人間、やろうと思えばなんでもやれるようで。
体は軽い、きっと骨は治りかけている。
ただひとつ問題が。
「大空のリング戦のため、移動をお願いします。」
大空の、リング、戦？
「…嘘……だよね？」
「本当です。」
「いや、そっちじゃ、なくっ…て……え？」
もう大空のリング戦までぐっすりだったようで。
ベットに縛りつけられて連れてかれそうになったので、きちんと降りて歩いた。まだ少し痛むけども、そうも言っていられない。
ずっと眠っていた。
それは原作を完全無視していたということで。
しかし本当はなにも接触しない方がいいのだろうか。
「少しいいかい？」
「なんでしょう。」
「みんな各リング戦をした。ならば、風のリング戦はどこでやるんだい？」
「それは大空のリング戦と同時に行わせていただきます。詳しくはフィールドにお着き次第説明させていただきます。」
それは流石に考えてなかった。
ベットごと持っていかれるのも恥ずかしいので、自力で立って案内される方向へ歩く。
骨はまだ、当然ながらくっついておらず、多少痛いぐらいだったので問題はなかった。
連れて来られたのは裏山の岩陰。
そこに鎖で巻かれた。鎖で巻かれるのが風のリング戦なのかと疑問に思う。
「こちらをどうぞ。」
それは守護者たちに渡された白いリストバンドではない、銀色のリストバンドだった。
「大空のリング戦は並盛中学校で行われますので、私たちはそちらへ移動します。」
「詳しくはリストバンドから確認してください。」
そう言ってチェルベッロたちは姿を消した。
そしてしばらくすると、
ボクのリストバンドから毒が注入された。
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ドク(プロフ) - minniepeasukeさん» minniepeaskeさん、読んでくださりありがとうございます！そして褒め言葉ありがとうございます！（少々照れますが）。生徒会長シリーズは終わりましたが、好奇心で続きも書いたので、よろしければ読んでください。ありがとうございました！ (9月26日 21時) (
レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
minniepeasuke(プロフ) - すごく面白いです！！ これからもがんばってください YOU GOT THIS (9月21日 5時) (レス) @page5 id: 40586b4cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドク | 作成日時：2023年8月24日 18時
