ボクの日常 29 ページ30
リボーンside
ボンゴレの家宝、『ボンゴレリング』。
晴、雨、嵐、雷、霧、雲…そして大空。
6人の守護者の指輪と大空の7つのボンゴレリング。
それにはひとつだけ例外がある。
周囲への変化をもたらす突風、『風のリング』。
つまり、『風の守護者』だ。
風の守護者は初代に一度居たらしいが、それ以降誰も現れない『幻の守護者』と呼ばれるぐらいの激レアだ。
風のリングはどのリングよりも我が強く、他のリングのようにハーフボンゴレリングになることはなく、傷つけることさえできない。また、自分が認めた守護者の方へ自分から行くことから、意志も強いリングとされている。
ココ最近、ガタガタと揺れだしたという報告があったが、まさか壁をぶち破って外へ出るとは。
また、そのリングが日本へ向かっていること。
そして、その対象が『並盛中学校生徒会長』と情報が出た。
そこから殺し屋が出始めたのか、生徒会長、Aは『緊急の用ができた。』と学校を休み始めた。
先日、アメリカのロロッキシアファミリーが壊滅したという情報が出た。
そしてしばらく経つと、同じくアメリカのフェルドファミリーが壊滅したという情報が出た。
どちらのファミリーも大きくはないが、小さくもない。それなりの強さを持っているファミリーだ。
それこそ、『ただの中学生』が倒せるレベルじゃねぇ。
まさか、とは思いAに電話すると、「【後でかけ直すよ。】」という声と、男の殴られたであろう声が聞こえた。
Aの居場所を草壁に確認すると、雲雀の退院直後に『しばらく並盛に戻らない。』と言っていたということだけがわかった。
これで確信した。
アイツは自分へ向けられた刺客、全てのファミリーを壊滅させようとしているということを。
鳴った携帯を見るとAと表示されていた。
「【もしもし、聞こえる…のかな。日本ではないのだけれど。】」
「十分に聞こえているぞ。オレの電話は特別仕様だからな。」
そう伝えると、「【流石リボーンだね。】」関心するような声がした。
怪しんだが、「【小さな子が携帯持つなら海外でも通じるようにしないとだからね、当然か。】」と話しているようで、オレがマフィアということは疑っていないようだった。
「それで、だ。お前今どこにいるんだ？」
Aはオレの予想通り「【ロシア。】」と答えた。
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ドク(プロフ) - minniepeasukeさん» minniepeaskeさん、読んでくださりありがとうございます！そして褒め言葉ありがとうございます！（少々照れますが）。生徒会長シリーズは終わりましたが、好奇心で続きも書いたので、よろしければ読んでください。ありがとうございました！ (9月26日 21時) (
レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
minniepeasuke(プロフ) - すごく面白いです！！ これからもがんばってください YOU GOT THIS (9月21日 5時) (レス) @page5 id: 40586b4cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドク | 作成日時：2023年8月24日 18時
