ボクの日常 28 ページ29
雲雀side
僕はすごく、機嫌が悪い。
それは日を遡る。
僕が退院したその日のことだった。
数日前、珍しくメールが入った。
ボクにメールをするのはAぐらいだから、なにかあったのかとメールを見る。
【退院おめでとう。
それと、急用が入ったから
しばらく並盛を離れる。
あとはよろしく。】
「は？」
と、言うことが数日前。
いつもより多めに咬み殺している自覚もある。
そんなイライラが積もり、昼寝をしていると…
「B・C連合の総大将、誰にする？」
そんな呟きが聞こえた。
A組の総大将は、沢田綱吉。
「なら、僕がやるよ。向こうの総大将と相見えれば、赤ん坊に会えるかもしれないからね。」
絶対に棒を倒さないように命令すると、いい返事が来たから大丈夫だろう。
棒を倒したら、咬み殺す。
僕が出る幕もなく、試合が終わると思うと、沢田綱吉の様子が変わる。
「空中復活！！死ぬ気で棒倒しに勝ぁーつ！！！」
人の上を飛び移り、僕の方へ向かう。
山本武の声に騎馬に乗る。
「ゆけー！目指すは総大将！！！」
周囲のやつらを全員ぶっ飛ばし、こちらへ進む。
「ありゃあ重戦車だ！！」
「あんなの止められない！」
そんな声よりも、僕はワクワクしていた。
「そうこなくっちゃ。」
あと少し、その場所で騎馬は崩れた。
全員が集まり、乱闘が始まる。
「オラ、やっちまえっ！」
「ギャアァァァ。」
「何してんだコラー！！てめーら皆殺しだ！」
「うむ、暴れ足りない者は来い！！」
沢田綱吉の悲鳴に獄寺隼人と笹川了平が立ち上がる。
そしてそのあとをついて行くように山本武が立ち上がった。
普段ならば咬み殺すのだけれど。
特に興味が出なかったから、やめた。
その後、赤ん坊に死体処理を頼まれて、借りを作れると思い行ったも、それはニセモノで。
折角の借りを作れる機会を失ったことにため息を着くと、赤ん坊が「つまらなそうだな。」と話しかけてきた。
それを黙っていると「Aのことか？」と当てられる。
「Aなら今頃ロシアだと思うぞ。」
「…なにか知ってんの。」
「まあな。オレも驚きだったが…アイツが『雲の守護者』じゃなくて安心したぞ。家庭教師を選ぶのが難しいからな。」
『雲の守護者』という言葉に引っかかりを得る。
それについて詳しく聞く前に赤ん坊は消えていた。
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ドク(プロフ) - minniepeasukeさん» minniepeaskeさん、読んでくださりありがとうございます！そして褒め言葉ありがとうございます！（少々照れますが）。生徒会長シリーズは終わりましたが、好奇心で続きも書いたので、よろしければ読んでください。ありがとうございました！ (9月26日 21時) (
レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
minniepeasuke(プロフ) - すごく面白いです！！ これからもがんばってください YOU GOT THIS (9月21日 5時) (レス) @page5 id: 40586b4cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドク | 作成日時：2023年8月24日 18時
