お前ら全員整形手術してこい【青葉城西】その４

『攻撃は最大の防御』 ページ31

朝ごはん制作中……


いや、制作中って言ってる時点で終わってるかも…




｢へい…おまち……｣




田中｢元気ねぇなぁ。どうしたんだよ｣



西谷｢聞いてやるから話してみろよ｣




丁度最後の皿だったこともあり、田中先輩のところへ一緒に朝ごはんを食べに行った。



｢昨日あんなことしちゃって…どう接しようかと……｣



慎ましくするべき？


それともいつも通りにするべきなの？


でも一応こ、恋人…だし……



田中｢お前この前すげぇサーブ打ってたけど、ポジションどこだったんだよ｣



何故にポジション？と思ったが、とりあえず素直に答える。



｢WSで、一応キャプテン兼エースしてました…｣



西谷｢お前すげぇな！！｣



｢えーと…ども……｣



ポジションと何が関係しているのか…


しょぼくれモードのAちゃんにはわからんのですよ……



田中先輩が気がついたように話しかけてくる。




田中｢俺もWSなんだけどよ！やっぱWSは攻めるしかねぇよ！！｣



西谷｢ああ！『攻撃は最大の防御』ってやつだな！！｣




防御してはダメでは？？！！



でも先輩方の言っているように、残りの時間をウシウジしている訳にもいかない。




そうだった。




私はアタッカー……WSなんだ！！！




｢田中先輩！西谷先輩！ありがとうございます。私、もっとWSしてみますね！！｣




西谷｢気にすんな！！！｣



田中｢おう！しっかり攻めろよ！！｣





ふたりの先輩から頼もしいアドバイスをもらい、私はこれからの行動を考え直した。



ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
どこかのニワトリside


｢…なあ研磨。恋とかそういうのってポジション関係あるか？普通ねぇよな、馬鹿なの？アイツら｣


研磨｢…盗み聞きとかクロの変態｣


｢いや、違ぇよ？！てかなんでsideがどこかのニワトリになってんだよ！！おかしいだろ！！｣


研磨｢…諦めて｣


｢ケンメェァァァァ……｣

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