お前ら全員整形手術してこい【青葉城西】その４

伝えてない ページ17

良かった？本当に？？


これから本気で上を目指すなら、もっと強い人たちがいる所へ行かなければいけない。


転校、引越しは確実だ。


潔子に、青城の皆に会えなくなる。




国見に、会えなくなる。



いつか会いに行けばいい。

でも、その時は来るの？



そのいつかに、国見の隣に誰かがいたら？




嫌だ。


国見の隣に、誰かが居るなんて、嫌だ。



これは私の完全なるわがままだけど、
国見の隣は、私がいい。


私の隣には国見がいて欲しい。



まだ、私は

国見に好きだって、言ってない。



『こんなの全然良くない！！！』


つい口から出てしまった言葉を手で抑える。



やっぱり伝えなきゃいけないんだ。


でも、どうやって？

恥ずかしいし……

でも言わないと……





田中「きぃよこさぁぁぁん！！！」


西谷「今日もお美しいですぅぅうう！！！」



潔子「……うるさい」





……告白のプロを見つけた。



『た、田中先輩！西谷先輩！！


私に、





告白の仕方を教えてください！！！


お願いします！先生！！！』



田中「何かわからねぇけど……」


西谷「よくわからねぇけど……」






田中・西谷((先生！！！))




田中・西谷「「任せとけ！！！」」


『ありがとうございます！！』




告白を知らない私は、


告白のプロ(？)に弟子入りした。

好きな奴がいる→←良かった。本当に。

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