僕たちの恋。6_JW

アンドロイド / ふじこた ページ42

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近年、未来化が進んでいると言われてるがまさにその通り。


街中には、人間に混じってアンドロイドも一緒に生活しているのが当たり前と化している。




最初に造られたのは家の家事をしてくれるだけのアンドロイド。今では、テレビの中やはたまたアパレル業界にもよく見られるようになった。




そんな時代の進化が進んでる中、まだ少ししか出回ってないまた特別なアンドロイドが造られていた。








「…、なんやこれ」






“ 性 欲 処 理 アンドロイド ”



布に包まれたアンドロイドであろうものの一緒に同封された説明書を見ればそう書かれていた。



大学生になって親元を離れ、一人暮らしを始めた俺を心配してか親が送り付けてきたものだが、どうしてこれを送り付けてきたものだろうか。



大学生活3ヶ月目にして、だらしなく生活してるだろうからって確か言うてたからてっきり家政婦アンドロイドが来ると思ってた分、理解するのに時間がかかった。





「性 欲 処 理 アンドロイド…って、……しかもオトコかよ」



包まれた布を剥ぎ取って出てきたのは目を瞑ってはいるが、可愛らしい顔をしたオトコだった。説明書を見ながら起動させれれば、それは目を開けて動き出した。






「はじめまして。これから宜しくお願いします。ともって呼んでください。」




ニコリ、と優しく微笑んだ“とも”は、アイツの表情にどこか似ていて、少し胸がキュンってしたのには気づかないでおこう。





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ツインと見せかけてまさかのともくん←

やっぱりドロドロさせたいので！お付き合いください！！！

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