僕たちの恋。6_JW

形勢逆転 / ふじこた ページ22

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※うぇすてぃばる行ってない方ごめんなさい。






「ちょっ、なんやねん…」


「ん〜？照れてるの？」


「っ…、な訳あるか！その格好で近づかんといてやあ……」


「ふーん、つまんないのー」




フリフリなメイド服に金髪のポニーテール。


そっちのセンスあるんちゃうかってくらい、似合ってるし可愛い。いや、寧ろ俺より素質あると思う。

流星の趣味でよく俺はコスプレさせられた。その中には勿論メイド服もあった。


今の流星はウィッグも被ってるし見た目は本間に女の子。俺の時なんて何もさせられずただ着させられるだけやったから若干羨ましい、……ってちゃうねん。




「…」


「っ…わっ！」




なにを思い立ってか、俺は流星を押し倒していた。

勿論いきなりのことで驚いてるのか流星も目をぱちぱちさせて、俺を見据えてくる。




「のぞむ、？」


「この状況、どうするん？」


「は？なに、まさかお前俺を襲おうとしてんの？」


「って言ったらどーする？」



目の前にいるのは女装した流星だ。

いつも俺は下だけど、この状況でなら俺は上になれるのではないか？そのことだけが頭が働いてそのまま押し倒したというわけだ。


形勢逆転のチャンスではないか、と。




「ふーん、やってみれば？」


その言葉が合図かのように、流星に導かれるように唇を押し当てられた。






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