第二の人生 / ふじこた ページ14
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＊ ねる 様 リクエスト
( 嘘な口実を理由にして 続編 )
家を出てから何時間たったのかわからへん。夜の街はギラギラとネオンライトを照らし始めていた。
何も考えずに家を出てきてしまったから手荷物は特にない。持ってきたのは携帯と財布だけ。
秋に移り変わったのも忘れて上着も着てきてないから少し肌寒い。
「…」
どうしようか。
今更家に引き返すのも気が引ける。それより、もう俺のことを邪魔だと思ってるであろう流星の側にはいられない。
俺に残された居場所は、ない。
けど数年前まで働いてた場所に何故か足は向かっていた。まだあの時のオーナーのままであってほしいと思いながら。
＊＊＊
「いらっしゃ、…えっ、“のんちゃん”？」
「、…お久しぶりです、」
ホテル街に囲まれたその建物へと足を踏み入れれば、すぐそこに見慣れた後ろ姿が目に入ってホッとする。
俺に気づいて覚えてくれてたから、余計に安心して少し笑顔になった。
「いきなり顔見せてどうしてん、」
「…また俺を此処に置いてくれへんかな…？」
「はあ、？」
やっぱりいきなり辞めたことを怒ってるんやろうか、優しい表情から眉をしかめて俺を見据えるオーナーのあっくん。
頭を下げて次に来るであろう言葉を待つ。
「…何があったか知らんけど、のんちゃんがそう言うんならええよ。」
客、取り戻せえよ！って続けて冗談のように言うオーナーの言葉に下げていた頭を上げてたらさっきまでの表情とはうってかわって楽しそうに笑っとった。それでこそ俺の慕るオーナーや。
「ふふ、はーい！」
また此処で俺の第二の人生がスタートする。
もう流星のことは忘れる。この数年間のことはなかったことにすると誓った。
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楓(プロフ) - ゆなさん» お返事遅くなりすいません！ありがとうございます！ (2018年7月27日 18時) (
レス) id: 6886d4f7f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 楓さん» 続編お待たせしてすみません…最後まで書けましたので更新していきますね！ (2018年7月23日 23時) (レス) id: 968f2f646a (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - トラウマの続編お願いできますか？ (2018年7月23日 19時) (レス) id: 6886d4f7f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - マリオさん» 復活しました…！長らくお待たせしてすみません。。ありがとうございます！頑張りますね！ (2018年7月20日 9時) (レス) id: 968f2f646a (このIDを非表示/違反報告)
マリオ - 復帰されたんですね！更新頑張ってください（＾ν＾） (2018年7月20日 6時) (レス) id: 92480d0cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yn☆*: | 作成日時：2017年9月30日 2時
