僕たちの恋。_JW

歓迎会 / しげかみ ページ7

大学サークルの呑み会。

新学期になって新入生も加入し、歓迎会みたいなやつ。


まだ未成年なやつもおるからお酒は控えめにしてんけど、目の前にいる1つ下の後輩通称神ちゃんはガブガブとお酒を飲んどる。

聞いたとこによると苦手だったはず。



｢神ちゃん…？｣


｢…しげせんぱぁい、もっとのみましょお〜ふはっ｣



もうそろそろお開きにしようとみんなが立ち上がる中、神ちゃんだけまだお酒を飲み続ける。

ええ加減やめさせへんと、ってお酒を取り上げようとすれば彼は突然泣き出した。



｢えっ？！？！｣


｢や〜〜っっっ｣



周りは助けもくれず、どうにかしろよ、なんて部員の呆れた声が聞こえてくる。や、確かに俺が部長やけど…

でも、実は密かに神ちゃんに好意を寄せてる俺からしたらなんともない幸福感。←


とりあえず宥めようと、神ちゃんの隣に座る。



｢ん…ぅ？｣


｢帰ろか？仕方ないから送ってく｣



にぱーって効果音がつきそうなくらい眩しい笑顔で俺を見る神ちゃんに俺自身かなりやばいです。


なのに、いきなり首元に巻き付かれて。理性ぶっ飛びます。


｢しげせんぱい、すき…｣


｢え、？｣


その後にスースーと寝息をたてて寝る彼。



聞き間違えですか？




________


gdgd

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