隣りの席の子が気になって仕方ありません！【さとみ君】 (ページ6)

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第５話ページ6

そして、昼休み。俺はいつものメンバーでご飯を食べていた。

な「情報、何かあった？」

　「いや、特にこれ！っていうやつは・・・」

こ「さとみ君、ずっと柏木さんしか見てないのｗｗ」

　「おい！」

　皆がニヤニヤしながら俺の方を見ている。

　確かに事実だが。

り「本当に好きなんだねｗｗ」

　「何だ、悪いかよ！」

ジ「あら、さとみかわいⅰ痛った！？え、さとみひどない？」

　俺はジェルの背中をたたいた。
　
　何が可愛いだ。俺はかっこいいの方がいいね。

る「今日の放課後もするんですよね？」

　「そうだよ。今日は１年の時同じクラスだったやつに話を聞くつもり。」

な「それ、俺達も手伝おうか？一緒に同じ中学の子にも聞いちゃおうよ。」

　「いいんですか？」

こ「帰っても、どうせ暇だし。」

　それは心強い。めっちゃ情報が集まりそう。
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　俺達は放課後、手分けして情報収集をした。

　４時に図書室集合で情報を共有するんだけど・・・

　「ないなｗｗ」

り「ないねｗｗ」

　びっくりするぐらい情報が少ない。

　同じクラスの人に聞いても、今と変わらないという返答が多かった。

な「これが唯一の救いだよね。」

全「・・・」

　ななもりさんが指さすのは、ある一つの情報。

　・中学校時代はもっと明るかった。友達が沢山いた。

　これは、俺ところんが捕まえた情報。

　この学校は、同級生がその子と(名前知らん)柏木さんしかいないらしい。

　その子もびっくりしているらしい。

　ということは、高校に入ってから変わったってことか。

　高校に入った直後に何かあったか、それか入る直前。

　ますます、疑問が深まった。

　