第41話〜夢主〜 ページ44
今日は体育がある。
体育着を持って一人で更衣室に移動。
袋からジャージを出すと、何か所か切られていた。
周りからはクスクスと笑う声が聞こえる。
私は担当の先生のもとに行き、見学の事を伝えた。
先「柏木が体育着忘れるなんてめずらしいな。」
「・・・そうですか。」
良かった、忘れ物をしていないので変に怪しまれなかった。
私は制服のまま体育の様子を見ている。
そして、私の近くに柴崎たちが来た。
し「あれぇ?柏木さん、さぼりぃ?」
「・・・」
いちいち語尾伸ばすんじゃねぇよ、気持ち悪い。
私はキッと柴崎を睨んだ。
し「体育着ならあるじゃない。ボロボロのが。」
と、私の耳元で囁いた。
うわっ、きもい。
そいつらはニヤニヤ笑いながら去って行った。
まぁ、別に家にはもう一組あるから困らないんだけど。
少なくとも、私はあいつらみたいに幼稚な人間だけにはなりたくない。
無駄に仕返しもしない。するつもりもない。
あいつの周りにいるやつらは、自分も同レベルって気づいてんのかな?
そんなに柴崎たちが怖いのか。
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瑞樹チロル(プロフ) - らくがきさん» はい、そうで(( (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - 缶詰めさん» はい、最近ツッコミ系とかにハマっておりますww (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
らくがき(プロフ) - カイt((はい。 (2019年8月27日 12時) (レス) id: 16b2ae41c1 (このIDを非表示/違反報告)
缶詰め - 面白かったです!カイトさん好きなんですか?続編も今から読みます! (2019年8月27日 11時) (レス) id: d815cb3f60 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - てってーてれってーさん» ありがとうございます!何かその方が夢主ちゃんっぽいのでww頑張ります! (2019年7月30日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞樹チロル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oomizufami1/)
作成日時:2019年7月27日 19時