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第3話 ページ4

俺は、朝少し早めに学校に来て、今知っている情報をノートに書いた。

  ・基本無口

  ・チャイムと同時に帰る(バイト?)

  ・弟がいるらしいbyななもりさん

  ・喋ると可愛い。

  ・笑うと可愛い

 「いや、何書いてんだ俺。」

  俺は慌てて、下の2つを消した。

  にしても、情報が少なすぎる。

  情報収集は、校内だけで行う。放課後はちょっときついかもしれない。

  バイト先まで行ったら、ストーカーだろ。

 「はぁ・・・」

  飲み物買いに行こうかな?

  俺は財布を持って教室を出た。

  自動販売機は各フロアにある。俺はクラスが3階なので、職員室前の自販機だ。

  階段を降りたら、廊下から誰かの話し声が聞こえた。

?「・・・ぎさん、め・・んどう・る?」

  この声は俺のクラスの担任の声だ。

  俺は少し離れた場所で聞いていた。

 「いえ、こ・・いも・・丈・で・」

  この声は柏木さん?何でこんな朝早くから?

先「そ・か。」

  駄目だ、会話が全然聞こえない。

 「し・つれ・し・す。」

  やばい、こっちに戻ってくる。

  俺は今来ました、オーラを出して歩いた。

 「柏木さん、おはよう。」

  偉いぞ俺!これで1歩前進だ!

 「・・・はよ。」

 「!!おはよ!」

  返してくれた!柏木さんが返してくれた!

  俺は自販機までスキップで行った。

  こんなに嬉しい事はない。

  俺は自販機でペットボトルのジュースを買い、教室に戻った。

  柏木さんは、読書をしていた。

  俺なにしよう。

  さすがにご本人の前で、あのノートを書けない。

  考えに考え抜いた結果、俺は寝ることに決めた。

 「・・・」

  チラッと柏木さんを見たら、こっちには目もくれず読書をしていた。

  横顔綺麗だな〜。

  しばらく見ていると、柏木さんと目があった。

 「何?人の顔さっきからジロジロ見て、何か用?」

 「あ、ごめん。」

  柏木さんは視線を本に戻し、読書を再開した。

  俺は、今質問すれば何か返してくれるんでは?という事が思い浮かんだ。

 「あのさ、かしわg「さとみ君いた!」・・・」

  何てタイミングの悪さだ、ころん。

 

 

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作品ジャンル:恋愛
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瑞樹チロル(プロフ) - らくがきさん» はい、そうで(( (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - 缶詰めさん» はい、最近ツッコミ系とかにハマっておりますww (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
らくがき(プロフ) - カイt((はい。 (2019年8月27日 12時) (レス) id: 16b2ae41c1 (このIDを非表示/違反報告)
缶詰め - 面白かったです!カイトさん好きなんですか?続編も今から読みます! (2019年8月27日 11時) (レス) id: d815cb3f60 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - てってーてれってーさん» ありがとうございます!何かその方が夢主ちゃんっぽいのでww頑張ります! (2019年7月30日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑞樹チロル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oomizufami1/)  
作成日時:2019年7月27日 19時

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