第24話 ページ26
俺は教室に戻り、自分のジャージを取った。
何人かの男子に声を掛けられたが、何とか誤魔化した。
途中、先生に見つからないか不安だったかが見つからなかった。
「廉、持ってきた。」
ガラガラと開けると、ベッドで廉が寝ていた。
しかも、俺のブレザーを抱きしめながら。
いや、それは反則だろ。
てか、よくこの短時間で寝れたな。疲れてたのか。
俺は静かにベッドに近づき、腰を下ろした。
そして、長い髪を触る。まだ濡れていて、冷たい。
「んっ・・・」
「っ!!」
廉が寝返りを打って、顏を上に向けた。
俺は無意識に手を伸ばした。
寝こみを襲うのはやっぱり卑怯かな?
そんなことを思いながら、顏を近づけ・・・
「あ、れ?桃里・・・」
「うわっ!?起きてたの?」
俺は慌てて離れた。
あっぶな。ばれてないかな?
「あ、ブレザーありがと。少し湿ってるかな?」
「このくらい大丈夫だよ。着替えちゃいな。」
「うん。」
と、俺からジャージを受け取り、カーテンを閉めた。
「着替えたよ。」
後ろふりかえると、俺のジャージを着た廉。
身長差が結構あるで、だぼだぼだ。
可愛い、彼シャツみたい。
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瑞樹チロル(プロフ) - らくがきさん» はい、そうで(( (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - 缶詰めさん» はい、最近ツッコミ系とかにハマっておりますww (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
らくがき(プロフ) - カイt((はい。 (2019年8月27日 12時) (レス) id: 16b2ae41c1 (このIDを非表示/違反報告)
缶詰め - 面白かったです!カイトさん好きなんですか?続編も今から読みます! (2019年8月27日 11時) (レス) id: d815cb3f60 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - てってーてれってーさん» ありがとうございます!何かその方が夢主ちゃんっぽいのでww頑張ります! (2019年7月30日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞樹チロル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oomizufami1/)
作成日時:2019年7月27日 19時