第20話 ページ21
「おい、それは・・・」
俺は柴崎に言おうとした。しかし、それを廉に止められた。
「誰から聞いたんだよ。」
し「さぁ?誰でしょう?」
「・・・」
廉は少し黙った。もしかしたら、目星がついたのかもしれない。
俺達が情報収集していたときにいた、同じ中学校出身の女の子。
でも、あの子はそんなことをするような子ではない。
「何がしたいの?それを聞いて、私をどうしたいの?」
し「関係ないでしょ?そんなの。」
「それはこっちのセリフだよ。」
一瞬、廉の手がピクッと動いた。
手を出すのを我慢しているのだろうか。
し「私に逆らっていいと思ってんの?」
「こっちは元からあんたの配下じぇねぇよ。」
し「あんた!!」
柴崎は手を上げた。
俺は咄嗟に体が動いた。
「手、あげてどうするの?」
俺は低い声で言った。
し「っ!!も、もさと君・・・」
柴崎は手の力を緩めた。
えっと、雰囲気がとても悪いんですが・・・
先「おい、席に着け〜。」
ちょうど、先生が教室に入ってきた。
ナイスタイミングだぜ、先生。
_________________________________________
り「え、知ってたの?」
「あぁ。」
俺は今日の昼、朝の出来事を皆に話していた。
る「どこから・・・」
ジ「なぁさとみ。あれってお前の同級生ちゃう?」
「え?」
下を見ると、裏庭で例の同級生ちゃんと、女王様軍団がいた。
な「苛め?」
こ「少し、聞いてみよ。」
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瑞樹チロル(プロフ) - らくがきさん» はい、そうで(( (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - 缶詰めさん» はい、最近ツッコミ系とかにハマっておりますww (2019年8月28日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
らくがき(プロフ) - カイt((はい。 (2019年8月27日 12時) (レス) id: 16b2ae41c1 (このIDを非表示/違反報告)
缶詰め - 面白かったです!カイトさん好きなんですか?続編も今から読みます! (2019年8月27日 11時) (レス) id: d815cb3f60 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - てってーてれってーさん» ありがとうございます!何かその方が夢主ちゃんっぽいのでww頑張ります! (2019年7月30日 9時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞樹チロル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oomizufami1/)
作成日時:2019年7月27日 19時