第27話 ページ29
「失礼します。」
な「そこ、座っていいよ。」
「ありがとうございます。」
私はベッドの上に座らせてもらった。
な「話が二つある。一つは、律がここにいる事。」
「と、言うと?」
私はすぐに理解できなかったので、説明を望んだ。
な「律がここに一緒に住んでいるってことを、リスナーの皆に公表する。」
「・・・」
確かに、そうしなければ色々な問題が生じるだろう。
な「これは、あんま心配はしていない。
多少の批判はあると思うけど、律が男って言う事を公表すれば何とかなる。」
「・・・そうですね。」
それはここの人たちだけでなく、私のリスナーやすとぷりすなーの人たちにも嘘をつく。
これほど、重い事はないだろう。
な「それとね、ある人たちがここに来たんだ。」
「ある人達、ですか?」
な「警察の人達。」
「なっ!?」
何で、ここに来たんだ?もう、私に話すことはないはずなのに・・・
待て、それはななもりさん以外にも見たってことか?
でも、さとみさんは何も・・・
な「知ってるのは俺だけだよ。大丈夫。それで、これを預かった。」
ななもりさんから渡されたのは、写真たてだった。
「・・・」
表を見ると、ある写真があった。
「!!」
それは、家族3人で撮った最後の写真。
バックには、綺麗な海が写っている。
私の髪が長い。ななもりさんは見たんだよね?
ばれた・・・
「・・・」
な「君はお母さんたちは、わざわざシェアハウスを選んだのか。教えてくれる?」
ななもりさんは、優しい目つきをして言った。
「さとみさん以外の人を呼んでください。このことは、さとみさんには話せません。」
な「・・・それは、さとみ君が怖いから?」
「それは違います!ただ、さとみさんにはばれたくないんです。」
な「・・・分かった。今、呼んでくるから。」
ななもりさんは、私の頭を撫でて部屋を出ていった。
拝啓、天国にいる両親へ。
ここに越してきてから1週間も経っておりません。
なのに、ばれそうです。
これから先、生きていけるでしょうか。
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この展開スピードだったら、すぐに終わりそうですね。
ネタがないので、すぐに終わりそうです。
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にゃんこ - 最後まで読みたかったです、とても残念です。 (2020年6月14日 17時) (レス) id: d0d3488705 (このIDを非表示/違反報告)
田中くん - あの、、めちゃめちゃ好きです!別な作品でもお邪魔させて頂いたのですが、、久しぶりに読んだらあああああってなってチロル様じゃん!ってなりました!さとみくん推しでしたよね。さとみくん落ち好きなのでじゃんじゃん素敵な作品お願いします!長文失礼しました (2019年9月22日 19時) (レス) id: a8e2d2bd4e (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - マイさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、ありがとうございます!嬉しいです。嬉し過ぎて語彙力と脳みそが溶けました) (2019年8月19日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、好きです。語彙力と脳みそが溶けてなくなりました) (2019年8月19日 0時) (レス) id: eba5ae128f (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - ぷりん丸さん» 感動していただいたみたいで嬉しいです。拙い文章ですが、宜しくお願いします。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞樹チロル | 作成日時:2019年7月15日 16時