さとみ君の好きな人 パート３

第８７話 ページ7

さ「お帰り〜。」

　 帰ると、何故か私の部屋にさとみがいた。

　「何でいる？」

さ「暇だったから？どうせなら、何かコラボしようかなって。」

　「いいよ、何する？ゲームがいい。」

さ「と思って買ってきましたよ！ゲーム！」

　「・・・は？」

　 さとみが持っていたのはホラーゲームだった。

　 喧嘩売ってんすかね？

さ「大丈夫、怖くないらしいから。」

　「信じないぞ。絶対怖い。」

さ「大丈夫だって！ｗｗ少し驚くだけだって。」

　「君の怖いと私の怖いは基準が違う。」

さ「いいからいいから！ね？俺隣にいるからいいでしょ？」

　 隣にいればいいって問題でもないと思うんだけどな・・・

　「いいよ、やろ。買っちゃたんだし。」

さ「よっしゃ！」

　「あとでケーキ奢れよ。」

さ「・・・いいよ。」

　 その間はなんだ。その間は。

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　「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！？」

さ「うるさっｗｗ」

　 ホラーゲームプレイなう。めっちゃ怖いです。

さ「そんな怖い？ｗｗ」

　「怖いだろ！だって、急に出てくるんだもん！出てくる時は出るって言えや！」

さ「いや、言ったらつまんないだろｗｗ」

　 やっぱり、私にホラーゲームは無理でした。

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