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第98話 ページ20

私たちは色々回ったりした。もちろん、手を繋いだまま。

  そのせいかは知らんけど、めっちゃ見られてる。

 「もしかして、ばれてる?」

さ「いや、そんなことは・・・」

  今の私たちは怪しまれない程度に変装してる。メガネかけてるし。

  私たちの前を通った女の人たちの会話を聴いてみると・・・

モ「あの男の人かっこよくない?」

モ「女の人もめっちゃ可愛い。」

  あ、それはどうも。何だ、ばれてないじゃん。よかった。

  私の横を歩いているさとみは何故か男の人たちを睨んでいた。

 「何で睨んでんのww」

さ「いや、別に。」

  私は睨まれた男の人たちを見てみた。すると、何かめっちゃ怖がってるんだけど。

  ま、さとみ睨むと怖いもんね。知ってる。

さ「どっか行きたい場所ある?」

 「あ、じゃあさ・・・」

____________________________________________

  私たちは、少しおしゃれなお店に来ていた。

さ「何欲しいの?」

 「ころんと愛奈のクリスマスプレゼント。他のメンツは決まってんだけどさ。」

さ「へぇ〜。」

  この感じだと付き合ってること知らないっぽいな。

さ「二人付き合ってるから、お揃いのやつでもあげれば?」

  あ、知ってたわ。

 「カップルってさ、同じ香水だと嬉しいのかな?」

さ「そうじゃない?俺は嬉しいけど。」

 「そんなもんかな・・・」

  と、私たちは香水コーナーに移動する。

さ「聖は?」

 「私?私は・・・まぁ、嬉しいんじゃない?」

さ「そっか・・・」

  何だよ、聞いといて。でもさ、やっぱ嬉しくない?

  好きな人の匂いってさ落ち着くじゃん?一緒にいるって感じ。

さ「あ、これとかどう?」

 「お、いいね。いい香り。」

  私はその香水を二つとって、レジに並んだ。

ス「ラッピングしますか?」

 「お願いします。」

ス「では、出来次第お呼び致しますのでこちらの番号でお待ちください。」

 「はい。」

  私は番号が書かれたプレートを貰い、さとみのいる場所に向かった。

さ「買えた?」

 「今、ラッピングしてもらってる。」

さ「そっか。」

  さとみの隣に立った瞬間、いい香りがした。

 「さとみの匂いっていい匂いだよね。」

さ「そう?」

 「うん、好き。」

さ「///」

  え、何で顏赤いの。何か変なこと言いました?

 

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設定タグ:歌い手 , すとぷり , さとみ   
作品ジャンル:恋愛
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瑞樹チロル(プロフ) - 真綺さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しい限りです!励みになります! (2019年6月26日 20時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
真綺 - 読み始めた瞬間, あ, これめっちゃ好き! って思いました!! マジで大好きです!! (2019年6月26日 20時) (レス) id: 06efcbf80c (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - ありがとうございます!気のせいじゃないっぽくって安心しました! (2019年6月24日 20時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - 今確認してきました!!確かにそんな気もします (2019年6月24日 18時) (レス) id: a3c4f2e56b (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - リリさん» コメントありがとうございます!その動画は音より早い芸者がやばい?だったと思います。前は芸者とサバイバーが一緒に写っていたんですけど、今は芸者の顔がドーンって感じです。(語彙力の無さ)私の勘違いだといいんですけど・・・ (2019年6月24日 7時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑞樹チロル | 作成日時:2019年6月19日 14時

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