ゲーム脳の彼女とその彼氏の日常２【さとみ君】

第４９話 ページ10

今日は皆でお出かけをしている。

　 心配なのか、さとちゃんが皆に声を掛け、お出かけをすることになった。

ジ「いや〜、皆でお出かけなんて久しぶりやな〜ｗｗ」

り「この前デズニー行ったじゃんｗｗ」

る「今日も寒いですね。」

な「そうだね〜。」

こ「新しい機材買おうかな？」

さ「俺もどうしよう。」

　 やっぱり皆といると、変に気を遣わなくていい。

　 自分自身を出せるからこの時間が一番好きだ。

さ「八重？どうした？」

　「ううん、大丈夫。」

　 僕はさとちゃんと手を繋ぐ。

さ「どうしたの？今日は積極的じゃんｗｗ」

　「何だ？ｗｗ別にいいだろうｗｗ」

こ「うわぁ〜、イチャイチャしてるｗｗ」

る「いちゃつくなら他でやってください。」

　「るぅと君だって、彼女いるくせに。」

全「え？」

　「え？」

　 言ったらまずかった？

　 いや、逆に皆知らなかったの？

　 え？え？

な「る、るぅちゃん？どういうこと？」

ジ「るぅと、付き合ってるん？」

こ「は？」

り「え、嘘でしょ？」

さ「マジで言ってるん？」

　 うわぁ、るぅと君、あたふたしてるｗｗ

る「八重、何で知ってるんですか！？」

　「だって、るぅと君の彼女さん、僕のバイト先の先輩だもん。」

全「え？」

　「え？」

　 本日の二度目のえ？いただきました。

　 待って、るぅと君も知らなかったの？

さ「先輩って、この前の？」

　「そうだよ、るぅと君写真持ってないの？」

る「・・・恋歌さん、写真嫌いなんです。」

　「あー、そうだねｗｗじゃあ、見せるか。」

る「持ってるんですか！」

　「持ってますよ〜。」

　 僕は写真フォルダーをスクロールして、先輩の写真を探す。

　「あ、あった。」

　 僕はスマホの画面をみんなに見せる。

る「・・・あとで送ってもらえます？」

　「もち。」

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