第45話 ページ6
会場の照明が消された。
ついに始まるのだ。
苺色夏花火のイントロが流れ、会場から黄色い声が上がる。
私はペンライトをさとちゃん色に変えた。
思ったより近かったな。
メンバーが登場してきて、苺色夏花火を歌う。
あぁ、やっぱかっこいいな。
左隣の人もさとちゃん推し、なんなら右隣の人もさとちゃん推し。
歌い終わり、次の曲が流れた。
さとちゃんは少し、きょろきょろしている。
もしかして、僕の事探してるのかな?
しかし、目が合わず歌い始めてしまう。
惜しいなww
そしたら、トークの時間になった。
さとちゃんはやはり、きょろきょろしている。
すると、目があって、手を振ってくれた。
隣の子がお友達らしき子に、ファンサ貰った!!
と、はしゃいでいた。
今の僕だといいなぁ〜、思い嫉妬。
なんつって。
_____________________________________
「お邪魔しまーす。」
ライブ後、楽屋にお邪魔した。
皆はこっちに手を振る。
さとちゃんは僕の元に駆け付けた。
さ「八重!かっこよかったでしょ。」
「うん、かっこよかった。」
さ「トークの時、手振ったの気づいた?」
「あー、うん。気づいた。」
あの時の黒い感情が蘇ってきた。
嫌だなww
さ「何かあった?」
「いや、うんwwそのファンサ、他の子がされたと思ってて、ちょっと・・・」
さ「え・・・」
さとちゃんは驚いた顔をしていた。
あ、やっぱ嫌かな?
さ「それって、嫉妬?」
「・・・そ、うだね・・・」
僕は恥ずかしくなってそっぽを向いた。
さ「可愛い。」
さとちゃんは抱き着いてきた。
メンバーがイチャイチャするな〜、と叫んでいた。
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いちごみるく - ごめんなさい絶賛泣いていてよく見えてないのでいので文字間違えてるかも...凄いいお話でしたぁぁあ好きです応援させていただくと同時に推しに挿せていただきますありがとうございます!涙止まらない...アリス[作ってくれてありがとさとみと結婚できて良かったw好き!] (2020年6月11日 22時) (レス) id: b8edf647a9 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - かみあ@暇人さん» ご丁寧にありがとうございます。嬉しいです! (2019年10月7日 14時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
かみあ@暇人 - すみません…初コメ失礼しました (2019年10月7日 1時) (レス) id: b637badbe5 (このIDを非表示/違反報告)
かみあ@暇人 - チロルさんの作品めためた好きです!!!これからも頑張ってください! (2019年10月7日 1時) (レス) id: b637badbe5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - まあくさん» ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです。少しでも救えるよう、がんばります。 (2019年9月25日 7時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞樹チロル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oomizufami1/)
作成日時:2019年9月11日 16時