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青「チックショー、今日も負けたあ」
「流星が弱すぎるんや」
青「今日は調子悪かったんや!」
ぶつくさいいながら
ジュースを飲む流星。
太鼓のゲーム以外は
流星のほうが
うまいのになあ。
青「あ」
「ん?」
青「プリ撮らへん?」
「へ?」
青「ほら、高校生って言ったらプリやん?」
「いや女子ちゃうし」
青「せっかくやし撮らへん?」
「…んー」
あまり乗り気はしないけど
流星が撮りたそうだから
撮ってあげるか…。
「ええよ」
青「うっしゃあ!」
「けど男同士で撮るヤツらおるん?」
青「おるんちゃう?」
プリがあるところに行ったら
女子がいっぱい。
「な、なあ、俺ら場違いじゃ…」
青「大丈夫、ここなら女子専用とかのプリ機ちゃうし入っても平気や」
「いやそうじゃなくて…」
女子の目線が怖い!
だなんて
叫ぼうとしたら
手を引っ張られ
プリ機の中に。
「わあ…」
青「初めて入ったん?」
「うん」
青「じゃあやり方教えてやるわ」
いろいろ言われながら
見よう見まねで
やってみたけど
未知なる経験すぎて
記憶が曖昧…。
でてきたプリをみたら
「なにこれ!顔違っ!」
顔が…別人すぎる。
青「実物のほうが…かわいいな」
「は?」
いまなんと…?
青「俺も実物の方がイケメンやな」
「んー、俺はこっちが好きかなあ」
青「え、じゃあ顔変えてくるわ」
「いやどーやってやるねん!」
…初めて撮ったプリクラは
楽しい思い出の1つとなりました。
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作者名:ぱーぷる | 作成日時:2019年7月29日 17時